2020年02月03日 ---- ボス

席を譲るべきか?

boss-b

土曜日、映画「前田建設 ファンタジー営業部」を観るためにお台場のアクアシティーへ行った。映画は最高に面白かった。前田建設は私がかつて在籍した会社でもあり、社員が頑張る姿を見て何度も涙が溢れて来た。お勧めです。◆さてそのお台場へ向かう「ゆりかもめ」。始発の新橋から乗った。「優先席」が空いていた。私は正月に足首と膝を捻挫して歩くのも不自由だ。立っていても痛い。そして私はもう62歳、そこそこ高齢だ。優先席に堂々と座ってもいいだろう。老人や私よりも身体が不自由そうな人が来たら譲ればいいな、そう思って座っていた。◆次の駅で若いお母さんと3歳くらいの娘が乗ってきた。娘は私のすぐ横のバーにつかまっている。母親の顔を見上げては「座りたいよー」っていう感じで目線を送っている。私は戸惑った。これが80歳のジーサンだったらすぐに席を立ち「どうぞ」を譲る。3歳の子供に、62歳の足の悪い初老の男が席を譲るべきだろうか◆3分間程度葛藤した。次の駅を過ぎたころ、居心地の悪さに耐えられなくなって「どうぞ」と言い、子供に笑顔を向けて席を立った。母親は「やっと空いたわ」という顔で私を見てその席に座った。ニコリともしなかった。そして娘を膝の上に抱えた。母親も娘も「ありがとう」とは言わなかった。◆彼女らが話し始めたので気付いたが中国人だった。「ありがとう」の言葉を知らないのではなく感謝の気持ちが無かったようだ。私に一瞥もくれることなく会釈すらなかったのだ。◆少し悔しかった。

コメント (0)

2024年12月20日 ボスの
スケジュール
  • 午前虎の門病院屋上ヘリポート見学
  • 午後事業計画見直し
  • 夕方麻布十番某所で会食
2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
« 11月    

カテゴリーリスト