◎2020年03月09日 ---- ボス ◎
- 「何が問題なのか」を探すこと
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東京大学出身者と食事をする機会が増えた。先日も4人で食事をしていて、私以外の3人が東大出身者だった。◆「東大出身」というと「賢い!」というイメージだが、(大変失礼ながら)実はそうでもない方が意外と多い。そういえば私の母校、九州大学も「まあまあ賢い」と思われているようだが(これも大変失礼ながら)実は賢いヤツはほんの少数であることに私は学生の頃から気付いていた◆週刊文春を読んでいて「福岡ハカセのパンタレイパンタグロス」にそれを説明するに近い文章を見つけた。超優秀とされる「数学オリンピック出場者」に関する言葉だ。そのまま転載する◆「(前略) そもそも、数学オリンピックがいくらすごいとはいえ、あらかじめ巧妙な解答が用意されている既知の問題を解くということ。君たちがほんとうにチャレンジすべきなのは、解答のない未知の問題を解くことの方だ。それよりも何よりも、何が問題なのかを探すことがもっと大事なのである。」◆まったく同感。難しい大学を卒業していなくても「何が問題なのか」を探すことは誰でもできそうである。
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