2022年03月23日 ---- ボス

どうでもいい話(1)

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ウクライナ戦争・コロナ禍・東北大地震と暗いニュースばかり。桜が咲いても花見もできない。マンボウが解けてもなかなか飲み会を開けるムードでもない。おまけに昨日は大寒波の影響で電力需給ひっ迫警報が発令された。◆明るい話はなにかないかと探したが残念ながら見つからない。そこで、どうでもいい、くだらない話を今日と明日はしよう。私の体験談。◆今から4~5年前の話。その日、私は息子と二人で自宅近所の居酒屋で飲んでいた。カウンターで串焼きをつまみながら焼酎を飲んでいた。そこに女性客が二人入ってきた。「キレイな人だな」と思ったらなんとその一人は綾瀬はるかさんだった。彼女は上下グレーのジャージ姿。とても感じがいい。私の後方の席に座ったようだ。私はさすがに振り返るわけにはいかない。背中に気配を感じていた。◆綾瀬さんはおでんを注文して、楽しそうにおしゃべりしている。話の内容はさすがに聞こえない。ときどき笑い声が聞こえてくる程度。◆小一時間も経ったころだろうか、私は尿意を覚えトイレに行こうかと思っていた。私の隣では息子がなにかしゃべっていた。(多分、仕事の相談だったと思うが、その時点では私の関心は息子の仕事よりも綾瀬さんの動向であり、この事態をどうやって次の日曜日にゴルフ仲間に自慢しようかということだった。) 息子との会話が一区切りついたらトイレへ行こうと思っていたら、なんと綾瀬はるかさんが先にトイレに入った。この店のトイレは一つ。男女兼用である◆綾瀬さんがトイレから出てきたとき、息子の話は終わっていた。本当なら私は綾瀬さんと入れ替わりでトイレに入って用を足すところなのだが、なんだか恥ずかしい。いや、正直に言うと恥ずかしいというよりも疚しい(やましい)と言った方が近いかも。隣に息子が居なければ私はすぐにトイレに行って用を足していたところだが、息子がヘンに思わないかと気になったのだ。「父さんは、綾瀬はるかがトイレから出てきたらすぐにそのトイレに入ったよ」と誰かに告げ口されそうな感じ。◆私はトイレに行きたいのを我慢した。そして女将に「お勘定、お願いします」と告げた。お勘定をする間、綾瀬さんをちらちらと見た。本当にきれい。感じがいい。ケラケラと笑うがそれがまた上品。本当ならもっと一緒に同じ空間にいたかった。だが私は紳士を気取っている。デレデレするわけにはいかない。息子にヘンに思われるわけにもいかない。そして尿意は増してきた◆お勘定を済ませて、店を出ると、近所の公園のトイレに駆け込んだ。入って私は用を足しながらなぜだか「惜しいことをした」と思っていた。楽しく、平和な、くだらない思い出。

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