◎2024年05月30日 ---- ボス ◎
- 人に注意すると
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一昨日、北陸新幹線で富山に向っていた。前日から体調が悪かったのだが休むほどではなかった。ユンケルを飲んでグリーン車で2時間も寝れば元気になるだろうと思っていた。窓側の席で「眠くなるまで」と読書を始めた。◆大宮を過ぎた頃、読書を止め「寝よう」と目を閉じた。そのタイミングで私のすぐ後ろの席の男が誰かとしゃべり始めた。大声ではない。明らかに携帯電話で話している。大声ではないが小声でもない。携帯電話で独りで話す声は通常の会話の音声とは異なり回りをいらだたせる。私は我慢した。我慢したがヤツは終わらない。我慢の限界に達した。とは言え私は大人。振り向いて「うるせえな!」とは言わない◆トイレに立つフリをして、ちょっと振り向き、「電話はデッキで話せよ」と言った。ヤツの反応を見ずにトイレへ向かった。トイレから戻るとヤツはいなかった。しばらくするとヤツが後ろの席に戻って来た。もう話し声は聞こえない。ゆっくりと眠れるはずだ。だが眠れない。◆ちょっと偉そうな言い方だったかな?「すいませんが、電話はデッキでお願いできませんか?」くらい低姿勢で言うべきだったかな?などと考えて落ち着かなかった。向こうが悪く、こちらは注意しただけなのに、なんか落ち着かない時間だった。気になって眠れなかった。注意したことを後悔したわけではない。他人に注意するのも楽ではないな。
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