◎2012年02月01日 ---- ボス ◎
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昨年末のこと、会社の近所のイタリア料理店を借りきってパーティーを開いた。親しい知人や顧客も来てくださった。ホストである我が社のスタッフたちも笑顔で楽しく接客した。残念ながらイタリア料理店の対応はややお粗末で、飲み物が行き渡らなかったり、料理が足りなかったりと不満を感じるところもあった。私には我慢できないほどには感じなかった。ところがパーティー終了後、支払いの段階で当社の担当スタッフと店の会計担当がもめている。あとで、もめていた理由を聞いた。
「請求が30万3000円だったのです。予算以内ではあるのですがあんなに不手際が多かったので文句を言ってたのです。最終的に3000円を値引いてもらって30万円ちょうどになりました。もうこの店には二度と来ません」・・・なるほど、と思った。その店の会計担当者のミス。わが社の人間ならばこちらから先に手を打つ。「お会計は30万3000円ですが当方の至らないところもありました。少ないですが3000円値引きさせていただいて30万円ちょうどでお願いできませんでしょうか?」と言うであろう。そうすれば双方気持ちよく、今後も付き合いが続く。同じ3000円の値引きでも客を失う値引きと客を確保する値引きがある。
請求金額が30万2千円 - コメント (0)