◎2012年02月21日 ---- ボス ◎
- お見舞い
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もう5年も前のことだが鼻と喉の手術をした。通常は鼻、喉の2回に分けて行うべき手術だが当時の私は時間がなかった。5月の連休の限られた時間しか休みが取れなかった。鼻と喉から出血があり、もちろん痛みもある。なんといっても呼吸が苦しい。手術後、二日二晩、一睡もできなかった。三日目からはなんとか、睡眠はとれるようになったが熱と痛み、それからたまに襲ってくる過呼吸症に悩まされた。入院中は、部下であろうが友人であろうが、誰にも会いたくなかった。
今、私の恩人が癌で闘病中。入院して、抗がん剤治療を受けている。苦しいらしい。ときどき見舞いに行くが苦しくても丁寧に接してくれる。かつての自分の入院時を思い、見舞いに行くのが返って迷惑になるのではないかと気が引ける。ただ、鼻と喉の手術入院は1週間であったのに比べ、抗がん剤治療入院は長期戦。見舞いになにを持っていくのがいいか、いつも悩む。愛宕神社のお守りと伊勢神宮のお守りを持って行った。さて次はなにがいいだろうと考えていて、ついさっき「そうだ、ヘッドフォンにしようか」と思いついた。イヤフォンではないヘッドフォン、どうだろう? - コメント (0)