◎2012年06月29日 ---- ボス ◎
- 臆病
-
若い頃は楽観的だった。楽観主義者を意味する英語optimistから「オプちゃん」などと友人たちから呼ばれている頃もあった。ところが社長業を15年以上やり苦労ばかり続いている間に180度性格が変わっってしまった。臆病な悲観論者になってしまった。少し胃が痛ければ癌かもしれないと心配し、仕事で一つ案件を失注すると永遠になにも受注できないのではと不安になる。◆学生時代、青春時代を6年間過ごした福岡に昨夜泊まった。夜の中州や天神の繁華街を一人うろつきながら「あの頃はあんなにカネがなかったのにどうしていつも明るく楽しかったのだろう。どうしてあんなに楽観的でいられたのだろう。」と懐かしく思い、そして悲しくなった。「若かったあの頃 なにも怖くなかった ただあなたの優しさだけが 怖かった」は名曲「神田川」の一節だが中州の川端を歩きながらこのフレーズを口ずさんでいた。
- コメント (0)