2012年11月07日 ---- ボス

「北のカナリアたち」

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故郷に素晴らしい友が何人もいる。中でも中学校時代の同級生、菅淳(すがあつし)君との付き合いは長く深い。中学時代はともに野球部で一緒に懸命に白球を追いかけた。彼は中学卒業と同時に親元を離れ単身、東京の高校、大学へと進み野球を続けた。今は故郷の小学校の校長をしている。彼と、高校・大学時代は文通し今はメールをやり取りしている。◆彼からの手紙で、高校時代は東京の流行をいち早く知ることができた。当時はまだ東京と田舎とでは流行に随分な時間差があった。まだジャズを聴き始める前、フォークを中心に東京での流行を教えてもらっていた。大分の田舎ではまだ誰も聞いたことがなかった小坂明子『あなた』とか、ふきのとう『白い冬』など私は人よりも早く口ずさんでいた。◆菅君との文通では音楽だけでなく文学や映画に関する情報交換も多かった。お互いの「私の好きなミステリーベスト10」だとか「啄木の歌ベスト10」などを高校時代に交わした。◆今は私が東京、彼が故郷大分県佐伯市だが読書情報や映画情報の交換は絶えない。そんななか先日彼から映画「北のカナリアたち」を勧められた。「泣きました。声が出るくらい。」と彼のメール。ここまで書かれると行かないわけにいかない。◆で、私の感想。確かにすごく良かった。泣いた。吉永小百合さんはいつまでも若く美しい。

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2024年04月26日 ボスの
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