◎2012年12月11日 ---- ボス ◎
- 笑顔の多い日本
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韓国へ出張してきた。我が社の韓国人社員、安(あん)君が通訳を兼ねて同行してくれた。これまでは金浦空港を利用することが多かったが今回は時間の都合で仁川(インチョン)空港に降りた。安君は何度か空港のインフォメーションを訪れレンタカーオフィスの場所などを訪ねていた。ホテルに着いて近所にお勧めのジャズバーでもないかと、また安君がホテルのフロントに尋ねてくれた。空港でもホテルでも安君の質問に答える女性の口ぶり、態度がぶっきらぼうに見えた。「なんか韓国の女性って、つっけんどんな感じじゃない?」という私の質問に安君が笑顔で答えた。「社長、これが韓国なんです!」と嬉しそう。続く彼の言葉が面白かった。「最初に日本に行ったときに女性に道を尋ねたらとても親切に笑顔で教えてくれました。僕は『こいつ、オレに気があるんじゃないか?』と勘違いするところでした。日本の女性はみんな笑顔でみんな親切です。韓国はぶっきらぼうです。僕が日本語学校に入って最初に教えられたのがまさにそのことでした。日本の女性はみんな親切でやさしいけれど決してあなたに気があるわけじゃないよ、と。」この話を聞いて私は少し嬉しくなった。楽しくなった。決して韓国の女性が不親切なわけではない。両国の国民性の違いの問題だけだ。でも、やはり笑顔で親切な方が勝っている、と思う。
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