◎2013年01月16日 ---- ボス ◎
- 大雪・・・怖かった
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取扱い説明書を読むことが苦手。困ったときだけ引っ張り出して、分からない部分を索引で探して対応すれば十分、と思っていた。先月購入した新車の取説も殆ど読んでいなかった。舐めていた。◆連休最終の14日、午前中に千葉県市川市のゴルフ練習場へ出かけた。打ち始めると雪が舞い始めた。その雪が徐々に激しくなってきたので練習を切り上げ車へ急いだ。早く帰らねば大変だ。すぐに車を発進させた。車の窓はすでに全面に雪が張り付いていた。ワイパーでフロントガラスの雪は落ちた。高速道の乗り口はすぐ近く。高速道に乗って慌てた。窓の雪が全く落ちない。右も左も後ろも、なにも見えない。それどころかフロントガラスも曇り始めた。◆ワイパーの動きはのろい。レバーをいじっているとウィンドウォッシャー液が出てすぐに凍りついてしまった。なおさら見えなくなってきた。デフロスターのスイッチがどこにあるのか分からない。どうすればワイパーが早く動くのか分からない。怖い。雪はさらに降り続き車はお尻を右に左に振り続ける。路肩には既に雪が積もり逃げられない。高速道路上で車を止めたら後ろの車に追突されるかもしれない。車を止めて取説を読むことができない。デフのスイッチが分からずバックウィンドウヒーターのスイッチが分からず、エアコンを35度に設定し対応しようとしたが車内は暑くなるが窓の雪は一向に溶けない。フロントガラスの曇りは進む。フロントガラスを手でかき曇りを取る。大汗をかきながら運転を続けた。◆怖かった。いろんなボタンを押しているとやがてデフロスターが動き出した。前面の視野だけなんとか確保した。それでも、それでも怖かった。怖そうな顔したオジサンが「怖い!」と思いながら運転している姿を誰かが見たら大笑いされそうだ。誰にも見られずに良かった。車はお尻を振りながら1時間30分かけて新橋のオフィスの駐車場にたどり着いた。車にも私にも目に見えるキズはなし。私の心が少し傷ついただけ。
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