◎2013年01月30日 ---- ボス ◎
- 本屋大賞
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今年も「本屋大賞」のノミネート作品10作品が発表された。どの作品が大賞になるのか毎年楽しみにしている。例年、ノミネート10作品が発表された時点で半分は既に読んでいる。大賞が決まるまでには殆どの作品を読む。そして大賞受賞作を予想する。ここ数年、予想が当たったことがない。◆この賞が始まった2004年は「博士の愛した数式」、翌05年は「夜のピクニック」、06年は「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」が大賞を受賞した。納得のいく作品だった。私の予想通りの受賞作だった。しかし最近は全く当たらない。私が歳を取って選考者の方々の平均年齢と差が生じたことが原因なのだろうか?そんなことはないと思うのだが・・。◆そして、今年の受賞作は。私は「楽園のカンヴァス」と予想する。◆本屋大賞に関して残念でならないことがある。2004年から始まったこの本屋大賞、もし2003年に始まっていたら、第1回本屋大賞はきっと「翼はいつまでも」(川上健一)が受賞していたであろうこと。この素晴らしい、読んだ人みんなに大きな感動を与える作品がもう一つ有名にならずに忘れ去られてしまいそうで寂しい。
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