◎2013年03月19日 ---- ボス ◎
- 朱いイス
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10年以上使った椅子がボロボロになっていたので新しいものを買ってもらった。選定をお願いしていた海老沢君が選んだのが朱い椅子。確かにかっこいい。「デザインを売る我が社として社長室のイスはシンボルですからね。」と海老沢君。それは悪くはない。だが、この新しいイスは背が低い。ヘッドレストがない。これでは昼寝やうたた寝ができない。そのことを海老沢君に伝えると「はい、社長にはしっかり仕事をしていただきますので。常にビジネスモードでいていただきたいのです。」と厳しい。一日座っただけだが既に前のボロボロ椅子が懐かしい。でも海老沢君の言うことも確か。彼らは私が社長室で時々うたた寝をしていたことを知っていたのだろう。美しい、厳しいこの椅子の値段を聞いて驚いた。なんと30万円。米国のハーマンミラー社製。「さあ、しっかり働いて大いに稼ごう」という気持ちになった。海老沢君の勝ちのようである。(左が新しい朱いイス。右がこれまでのうたた寝イス。)
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