◎2013年05月09日 ---- ボス ◎
- 貧富の差と国力
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先々週のタイに続き、連休の合間に韓国へ出張してきた。観光地として韓国はタイに大きく劣る。ほほえみの国タイの魅力は大きい。しかし国力、或いは国民の幸せ度は間違いなく韓国の方が上と見た。国力、国民の幸せ度はもちろん我が国は韓国を大きくしのいでいると思っている。◆国力や国民の幸せ度、あるいは満足度はおそらく日本は世界一だろう。国民の幸せ度ではブータン王国が世界一、などとの統計もあるようだが本当にそう思う日本人はわずかであろう。自国の悪口ばかり言うマスコミのおかげで国民も不満ばかり口にする欠点はあるが我が国はすばらしく幸せな国だと思う。◆国力や幸せ度に「国民の貧富の差」が大きく関わっていると思う。一部の超金持ちと多くの極貧民がいる国が不幸せ。日本のように「社会主義国の理想形」などと揶揄されるほど貧富の差がない国は幸せ。◆タイを案内してくれたガイドの方が寂しそうな表情で教えてくれた。「この国では金持ちに生まれれば死ぬまで金持ち、貧乏に生まれれば死ぬまで貧乏なのです。インドのカーストと変わりありません」と。日本に生まれた幸せを感じつつ、日本も少しずつそんな国に近づいているのではないだろうかと心配にもなった。
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