2013年06月06日 ---- ボス

秋田県立美術館

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出張先で少し時間に余裕があると美術館を訪問するようにしている。もっと余裕がある場合は近隣の温泉に浸かりに行く。これまで随分多くの美術館と温泉を回った。温泉はなるべく鄙びた秘湯を選ぶが混浴のところも多い。混浴と言っても残念ながらこれまで80歳以下の女性と遭遇したことはない。◆今週初めの秋田一泊出張では秋田県立美術館を訪問した。素晴らしかった。秋田県立美術館は現在移転準備中。これまでの美術館のすぐ近くに新美術館はすでに出来上がっている。新美術館は今年九月にオープンする。現在はプレオープンとでもいうのか展示物はないが解放している。安藤忠雄設計のこの美術館はまだなにも展示していいないが建物自体が素晴らしい。美しい。さすが安藤忠雄とうなってしまう。この時期に行くことができラッキーだった。大急ぎで新美術館の建築物を堪能したあと旧美術館を目指した。こちらは藤田嗣治の作品が中心。藤田の生涯と彼が秋田と深くかかわったことなどが興味深く表されている。◆藤田の作品ではないがとても私の気を引く素晴らしい作品が一点あった。これまで名前も聞いたことのない作家ルイジ・ダ・リオスの水彩画「水を汲む少女」というもの。少し憂いを含んだ目を持つなんとも言えないかわいらしい少女が描かれている。ルノアールのようなタッチだがルノアールよりいい。こんな出会いがとても嬉しい。新美術館がオープンしたらまた足を運びたい。

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2024年04月24日 ボスの
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