◎2013年06月20日 ---- ボス ◎
- 揚げ足取り
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高市早苗自民党政調会長がどういう意図で言ったのか知らないが「原発事故で死者がでたわけではない。」との発言が波紋を呼んでいる。「福島県民の気持ちを理解していない」と地元からの強い反発を受け高市氏は「エネルギー関係のすべての発言を撤回する」と詫びた。◆おかしいじゃないの。その立場の方が軽々と口にしない方が良いであろうことは理解できる。ただこの国の大きな方向性を示すときに事実を冷静に見つめることも大切だ。ここで断っておくが私個人は原発推進派ではない。しかし、なにもかも感情的に、そして弱者の側に立って、対立する意見を封殺してしまうこの風潮はいかがなものか。どういう話の流れで言ったのかは知らないがマスコミは「原発で死者がでたわけではない」との発言を大きく取り上げ、結果、謝罪と撤回につなげた。国会議員が、事実すら口にできなくなった現状を憂う。◆「私は所得に応じて、所得の少い人は麦を多く食う、所得の多い人は米を食うというような、経済の原則に沿つたほうへ持つて行きたいというのが、私の念願であります。」と国会で答えた池田総理の言葉は翌日、『貧乏人は麦を食え』と言ったことにマスコミによって変えられる。昔から愚かなマスコミは事実を曲げて報道していたが最近は事実を口にすることすらできなくなってきた。怖い怖い。
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