◎2013年10月09日 ---- ボス ◎
- 前田建設工業グループ
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昨日、前田建設工業グループ各社の社長会の集まりがあった。◆私は大学を卒業すると前田建設工業に入社し、社会人生活をスタートした。きつい仕事だった。厳しい会社だった。思うところあり7年間勤務して辞めた。勝手に辞めた8年後、今の会社「エアロファシリティー株式会社」を設立するにあたり、出資のお願いに行った。厚かましいもんだ。若いからできた。◆若い私の厚かましいお願いを前田建設工業は真摯に検討し、そして受けてくれた。グループ会社の末席に加えてもくれた。◆前田建設工業グループ各社が素晴らしい。各社の繋がりが魅力的。私はこれまで何度も助けてもらった。助けていただいたお礼に伺うとどの社長も必ず微笑みながら「前建グループなんだから遠慮するなよ」と言ってくださった。◆不景気でギスギスしたことの多いこの時代、優秀な社長たちが「カネ」や「地位」ではなく「情」で繋がっている。グループが「数字のみ」で生きているのではなく「情」で繋がっているのだから強い。この「情」で繋がる強さを前田建設工業内部でも、あるいはグループ各社に対しても、深く深く教えてくれたのが私の恩人である故川嶋信義元副社長。昨夜の社長会に出席されたすべての社長が彼の死を心から悲しんでいた。◆川嶋元副社長が亡くなられて今日でちょうど一か月。泣き虫の私はまだ泣いている。
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