2014年01月17日 ---- ボス

老害ナベツネ

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渡辺恒夫(読売新聞グループ会長)はとても賢い人だと思っていた。ところが正月のテレビの特番で中曽根元総理と対談しているのを見て驚いた。ありゃ老害だ。経営者的な判断が全くできていない。客観的に物事を見ることを心がけず、自分の利益になる方向に読者視聴者を誘導しようとする。さも「オレは賢いんだ。オレの言うことを黙って聞いていればみんな幸せになるよ」と言わんばかりに。「相続税なんてせいぜい1兆5000億円くらいなんだ。こんなものをいろいろ議論しても幾らも出てこないよ。それだったら・・・」などと言っていた。相続税の控除引下げ、税率アップが議論されることにひどくご不満な様子。◆「バカを言うんじゃないですよ。」と言いたい。現在100人死んで相続税を少しでも払うのは4人。100人のうち96人は控除によって相続税を一銭も払っていない。私個人的には100人のうち50人くらいが幾らかは払うくらいまで控除を引き下げても良いと思っている。「親の財産はすべて子供のもの」なのか「親の財産をもらうのは不労所得」なのかと問われれば後者を認めるのが優れたリーダーだろう。◆老人が増え、これからは毎年死亡者も増え続ける。年間に50兆円程度の財産が実際に相続され世代交代することになる。不労所得なのだから年間10兆円や20兆円を相続税として徴収すれば良い。そうすべきだと思う。早くマイナンバー制度を導入定着させ隠し財産を表に出すことが望まれる。◆あのリーダーの元、働かされている読売新聞の記者及び社員に同情を禁じ得ない。◆今日は辛口毒舌になった。

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