2014年01月17日 ---- ボス

原発。推進?反対?

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細川護煕氏が都知事選に名乗りを上げたことによって原発問題が選挙の争点となり始めた。「原発問題は国の問題であり東京都の問題ではない」という意見も多く聞かれるが実際問題として細川氏と彼を応援する小泉元首相が「原発反対」を掲げて都知事選に臨む限り「論外」と切り捨てることは無理である。◆福島原発事故発生以来、私も我が国の原発の向かうべき方向を考えてきた。一経営者として感情的になることなく、なるべく客観的にこの国の将来のエネルギー政策の方向を自分なりに検討してきた。まだまだ十分なデータが揃わないので「絶対」とは言えないのだが私としての答えがでた。◆「原発推進」・・これが私の答え。もちろん原発に大きなリスクがあることは分かっている。分かっているが今、「原発反対」はできない。なぜか。◆我々はもう「パンドラの箱」を開けてしまったのだ。今さら元にもどせない。つまり一度原発を使ってしまったからには一時的に使うのを止めたところで必ずいつかまた利用し始めるのだ。細川氏、小泉氏が「原発反対」を訴えそれが都民のマジョリティーを得て細川都知事が誕生し、阿部内閣へも影響し、我が国から原発がなくなったとする。そのまま未来永劫、我が国から原発が無くなることは絶対にない。10年後か30年後か、必ず原発は復活する。化石燃料はいずれ高騰する。或いは枯渇する。その時は必ず我が国も原発が稼働する。◆永遠に我が国で原発を稼働させないことなど100%ない。いずれ再稼働する。それならば「原発禁止」ではなく「より安全な原発推進」しか今選ぶ方向はないのだと気付いた。◆毎年5000人以上の交通事故死者を産みながらそれでも車産業が発展しているように、リスクを抱えながらでも原発は稼働させるしかないところまで来てしまったのだ。◆どうだろうか?

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