◎2014年02月12日 ---- ボス ◎
- 思慮の足りないテレビのコメンテーター
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「国土交通省は、都市部の高速道路の渋滞を減らすため、渋滞している都心部の路線の料金は高めに設定し、すいている外側の環状道路を経由するルートを安くすることなどを検討する。」という報道があった。テレビの司会者がコメンテーターに意見を求めた。3人のコメンテーターは私の予想通りアホなことしか言わなかった。「渋滞して不愉快な思いをし、さらに高い料金を払うというのはどうですかねえ?」などと言っている。「渋滞するから値上げするというのは無責任な気がしませんか」とか。◆役所が懸命になって利用者の満足度を高める措置を講じようとすると何も考えぬテレビのコメンテーターはその辺のオバサンの味方とばかりに思慮の足りない発言を繰り返す。◆ゴルフ場だってホテルだってJRの特急だって飛行機だって、繁忙期の料金を上げ閑散期は下げる。そうやって調整する。そりゃ、平日は5000円で回れるゴルフコースを土曜日だから15000円と言われれば嬉しくはない。しかし利用客の満足度向上を求めるには料金での調整しか思いつかない。民間の手法をやっと国土交通省が検討をはじめたというのにテレビコメンテータはこれに水を差す発言しかしない。お上がなにかをしようとすると粗(あら)を探し批判ばかりするコメンテーターなど要らない。粗を探すのではなく「そうじゃなくてこうすればいい」という提案をしてみろ。◆テレビのコメンテーターもどこかの野党も、そして多くの会社の社員の中にもこの手の「でもねえ・・」しか言わない輩が多すぎる。
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