◎2014年04月07日 ---- ボス ◎
- 行き過ぎた民主主義
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投票年齢を現行の「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げることを中心とする国民投票法の改正案が今の国会で成立する見通しとなった。このままではやがて選挙権も「18歳以上」となってしまいそうだ。◆「アホかっ!」と、なぜみんな怒らない? 逆だ! 「現行の20歳から30歳に引き上げる」という方がよほどまともだ。◆会社の社長を選挙で選べばどうなる?無責任な社長候補が「我が社にはまだまだ蓄えがあります。これを皆で分けましょう。給与を50%アップします。約束します。それでも会社は潰れません。」などと扇動すれば会社の真の状況を知らない若手の職員はみなその候補へ投票してしまう。そうならないように大会社は在籍年数の長い会社の環境を熟知した社員の中から取締役を選任し、経営陣に迎える。社員の投票などあり得ない。◆日本株式会社は、新聞も読まない読書もしない高校を卒業したばかりの若者に、国の方向を決定する権利を等分に与えようとしている。◆「それならいっそ小学生にも与えたらいい」と皮肉を言いたくなる。人に媚びることばかりの情けない政治家だらけ。情けない国になってしまった。私は「行き過ぎた民主主義」「行き過ぎた平等国家」と呼んでいる。
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