2014年07月03日 ---- ボス

だらしない服装のサラリーマン

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昭和の終わりから平成10年頃までは、日本の働く女性の服装は世界で最も美しかった。センスがあった。オフィスではまだ制服(ユニフォーム)が主流だったが彼女らは通勤時の服装にカネをかけていた。外見を美しく見せようと努力していた。バブルが崩壊し、女性の地位が上がり、制服がなくなった。それに並行するように女性の通勤時の服装が貧相になってきた。外見などにかまっていられない、という状態になったのか。歴史上最悪センスの女性の服装「チュニック」なるものを恥ずかしげもなくオフィスに着ていく女性も多かった。勘違いした個人主義が幅をきかせ、電車の中で平気で化粧をする女性が増えた。「特定の人の前以外は醜い姿を見られても平気よ」と言っているようだ。◆アベノミクス効果なのか、ここ数年、日本の働く女性の服装は最悪期を脱したように見える。少なくとも「チュニック」を見かけることはなくなった。渋谷にもあの最悪センスの「ヤマンバ娘」がいなくなったという。変わって男性サラリーマンの服装がだらしなくなってきた。◆「クールビズ」はありがたい。ほとんどすべてのサラリーマンがクールビズを享受している。当たり前だが「クールビズ」と「だらしない服装」とは違う。最もだらしなく見えるのが長袖のワイシャツの袖を止めないもの。わが社では社員規則でワイシャツの袖を止めることを明文化している。長袖シャツの袖を止めないのなら半袖シャツを着ろ。だらしない!◆都市銀行や大手商社のいわゆるエリートサラリーマンは暑くても必ずワイシャツの袖を止めている。止めない場合は腕まくりをする。ところがゼネコンや公務員、中小のメーカー勤務の男たちは当然のようにワイシャツの袖ボタンをだらしなく止めずに歩く。朝の新橋駅は情けない、だらしない男たちであふれだした。◆「チュニック」と「ヤマンバ」が消えたと思ったら「だらしない男」が増えだした。

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