2014年07月10日 ---- ボス

サッカー ワールドカップ

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普段は特にサッカー好きでもないのにこの時期だけは深夜まで或いは早朝からのテレビの中継にくぎ付けになっている方が多い。実は私もそんな “にわかサッカーファン” の一人。今朝も普段なら電車に乗っている時間なのに準決勝「アルゼンチン VS オランダ」戦をPK決着まで観ていた。アルゼンチンがPK戦を制し、決勝は「ドイツ VS アルゼンチン」となった。決勝が「欧州 VS 南米」となったことを喜んでいる。決勝が「欧州 VS 欧州」、3位決定戦が「南米 VS 南米」では面白くない。それはさておいて、このワールド杯をテレビ観戦しながら少々不満に思っていることがある。不愉快に感じていることがある。◆「身体髪膚、これを父母に受く。敢えて毀傷せざるは、孝の始めなり。(孝経)」という孔子の教えがある。「この身体はすべて親から頂いた大切なものである。それを傷つけないようにすることが親孝行の始めなのだ。」という教え。世界中の紳士・淑女はこの教えを守っている。ところがワールド杯出場の多くの選手は・・・。◆ほとんどの選手が「タトゥー」と呼ばれる醜い刺青をしている。美的センスも教養のかけらも感じられない者ばかり。世界のサッカーは知的な紳士のスポーツから離れて行こうとしているようにさえ感じる。そういえば20年前と比べるとファウルの質も落ちた。相手のユニフォームを引っ張るのは当然の行為になってしまった。膝蹴りやカミツキまで現れるこのワールド杯、サッカー関係者はもう少し危機感を覚えて欲しい。◆1986年メキシコワールドカップの「アルゼンチン対イングランド」の試合で、ディエゴ・マラドーナが『伝説の5人抜き』ゴールをしたがあのときイングランドの選手はだれもマラドーナのユニフォームを引っ張らなかった。足元にスライディングもなかった。まさにルールに則ったスポーツであった。あのころのサッカーの方が面白い、と私は感じるのだがそのような紳士的なスポーツを世界中の大人はすでにもう求めていないようでもある。

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