2014年09月01日 ---- ボス

川嶋信義氏一周忌「偲ぶ会」

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一昨日の土曜日(8月30日)、私の社会人としての「師」であり個人的にも「恩人」である故川嶋信義氏(元前田建設工業副社長)の一周忌の集まりがあった。かつて彼の部下であった者たちが中心となって35名の多人数が彼の眠る墓を参り、その後「偲ぶ会」となった。故人の奥様もご参加くださった。奥様とお話をした方々が冗談ぽく同じような発言をした。「川嶋さんは、我々部下の面倒を一所懸命にみてくれた。自分のことよりも会社のことや部下のことを心配してくれた。しかしどうも奥様のことをはじめご家庭のことはあまり面倒をみてなかったようだ」と。彼は自分と自分の家族まで犠牲にして我々のようなデキの悪い部下たちを守り励ましてくれていた。◆これだけ多くの部下や同僚に慕われていたことを、彼が倒れて初めて奥様は知ったようだ。手術前には大勢が病院に駆けつけ、自宅療養に移ってからも見舞客は続いた。彼を慕ったのは部下や同僚だけではない。先日、元前田建設工業社長の前田靖冶相談役とお会いしたのだが川嶋さんの話になると「キノシタさん、彼は私の片腕なんてものじゃなかった。亡くなって、まさに私は両腕をもがれたようなものなんですよ」と寂しそうに語っていた。◆多くの者たちが川嶋さんのことを「師」と仰ぎ「恩人」と思う。「両腕」に例える元社長。こんな素晴らしい方を「ご主人」に持った奥様、こんな魅力的な男性を「お父様」に持てたご家族、実はとってもとっても幸せであったことと私は確信している。◆私は「偲ぶ会」では不覚にも涙に襲われ、自分の思いを皆に伝えることができなかった。

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2024年12月20日 ボスの
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  • 午前虎の門病院屋上ヘリポート見学
  • 午後事業計画見直し
  • 夕方麻布十番某所で会食
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