◎2014年10月22日 ---- ボス ◎
- 類は友を呼ぶ
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米国のヘリコプター部品メーカー「ヘリダイン社」の社長から「エンストロムヘリコプター社」の社長になり、この春、同社を勇退されたジェリーさんご夫妻と昨夜は11時過ぎまで楽しく歓談した。ジェリーさんと私の絆に関しては昨日、この欄でお話しした。明日はご夫妻と箱根でゴルフの予定だ。天候が気になるが楽しい時間が過ごせることは間違いない。◆昨日、当社にいたT課長とヘリダインにいた開発責任者Gの裏切りにより、我が社とヘリダイン社は大きな損失を被ったことを書いた。TとGは未だに元気に一緒に働いているようだ。◆TとGが我々を裏切る直前まで、当社にとってやっかいな、タチの悪い客がいた。某県の消防防災ヘリコプターの整備の責任者Nである。Nは当社に見積もりを依頼してくるときに必ず10万円程度、価格を多めに記入することを求めてきた。自分で高い見積もりを承認し、実際に10万円高く購入したあと、その10万円分を自分個人にキックバックしろと言う。私は拒否した。Tは「Nは汚い。汚いけどヤツは力はある。キックバックが条件でも受注したい」と言っていた。TにとってもNは「ずるい男、困った存在」であるようだった。◆面白いのはTとGが結託して、インチキ臭い新会社を作り「エアロファシリティーから分社しました・・。」などと詐欺まがいの営業をしているさ中、そのこずるいキックバック要求男Nも彼らの仲間となったこと。今はTとGとN3人がそれぞれの責任者となってインチキ会社を切り盛りしているようだ。まさに「類は友を呼ぶ」◆Tの後任のE君はTに煮え湯を飲まされたあとも懸命に、真摯に営業活動を続けた。エンストロムヘリコプターの担当責任者となった当社の常務Hさんも決して曲がったことはしない。ジェリーさん、H常務、E君、私・・・・・「人様から後ろ指を指されるようなことは決してしない」私たちも「類が呼んだ友」なのだろう。◆詐欺男Tに関する話題はこれでおしまいにする。
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