2014年11月05日 ---- ボス

スチュワーデス

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先週、タイへ出張していた。海難救助用具「スパイラル・レスキュー」の開発実験を行ってきた。残念ながら大きな収穫はなかった。帰国のため訪れたバンコクのスワンナプーム国際空港で私はJALのラウンジを探していた。そこへ青い制服を着た女性が通りかかった。「すみません、JALのスチュワーデスさんですか?」私は日本語で話しかけた。そうであった。彼女はタイ人にも負けない笑顔でラウンジの場所を教えてくれた。お礼を言ったあとで「今はスチュワーデスではなくCAと呼ぶんだな」と気付いた。そしてあらためて不思議に思った。◆「スチュワーデス」や「看護婦」と言う響きに対し「憧憬」や「尊敬」あるいは「羨望」を感じる者は多かったがそれに「差別」や「蔑(さげす)み」を感じる者はいなかっただろう。女性は「スチュワーデス」、男性は「スチュワード」。女性は「看護婦」、男性は「看護士」で問題なかったのではないだろうか? なぜ「スチュワーデス」と「スチュワード」がなくなり「CA(キャビン・アテンダント)」になったのか、なぜ「看護婦」と「看護士」がなくなり「看護師」になったのか、不思議でならない。◆今や下劣な週刊誌や夕刊ですら「スチュワーデス」や「看護婦」という言葉を使わない。差別用語とは思えないのだが・・・?◆私は「スチュワーデス」という言葉に得も知れぬ魅惑を感じるのだが・・? あっ、こんなオジサンが多いから「CA」なんていう無機質な呼称になったのだろうか? 残念であり不思議である。せめて 「スチュワーデスさん」「看護婦さん」と言っても顔をしかめないでもらいたいものだ。

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2024年03月29日 ボスの
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