◎2015年01月13日 ---- ボス ◎
- マスク
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欧米では病院内や食品工場など以外でマスクをする者を見かけることがない。中国やベトナムなどでは大気汚染対策でマスクをしている人を見かけるが風邪でマスクをする者はいない。恐らく風邪対策のために街なかや職場でマスクをしているのは日本人だけだろう。ちなみに私は就寝時にマスクをするが昼間はしない。かっこいいものではない、と思っている◆マスクにどの程度の予防効果があるのかは知らないが健康に関するものだけに「みっともないよ。日本以外では誰もしていませんよ」などと注意するわけにはいかない。我が国では誰にでも「マスク着用の自由」は保障されている。「マスク着用の自由」に対して意見するつもりはないのだがマスク着用にはそれなりの礼儀があるのではないだろうか?と思う◆初対面の人と挨拶するのにマスクを着けたままでは失礼であろう。会議の場では「風邪気味でして・・。申し訳ありませんがマスクをしたままで・・」などとの断りを述べるべきであろう。それが気配りというものだと思う。先日、ある大会社の受付で女性がマスクをしたまま客に接していたのを見て「情けない!」と思った◆若い女性が電車の中で平気で化粧をしているのを見かけることが多くなった。「電車で化粧」を見て「みっともない」と思わない者が増えてきているようでもある。「誰に迷惑をかけているわけじゃなし、いいじゃないの」ということだ。◆マスクも同様。「人様から病気をもらわぬよう、人様に病気をうつさぬように着けているのだから、いいじゃないの」ということのようだ◆「見た目」より「実用」ということらしい。働く女性の服装が徐々にだらしなくなってきた。男性もスーツ、ネクタイをする必要のない職種が増えてきた。夏場は国会の中でもクールビズだ。外見を気にしなくなった日本という国がどんどんとだらしなくなっているように私は思えてならない。◆「人は見た目が大切」とまだ私は信じている。
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