◎2015年03月04日 ---- ボス ◎
- 寝過ごす!
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けたたましい電話の音で目が覚めた。慌てて受話器を取った。「キノシタです」言うと、向こうから申し訳なさそうな声が「ロビーで待っていますから」と。常務の声。「あれ?6時半じゃなかったの?」と聞くと「ええ、もう6時35分ですよ」と。「ええっ!?ごめんなさい。すぐに下ります」と答え急いで着替えた◆ロビーに着くと常務は笑顔で待っていてくれた。常務はいいが先方は?◆先方の米国人社長にも常務が連絡を入れ、上手に言い訳をしてくれていた。フロリダはオーランドに来ている。時差ボケがキツい。◆昨日、日本のお客様たちと楽しくランチミーティングをした。美味い熟成肉を食べナパの高級ワインを堪能した。日本人のお客様とのミーティング、海外でやると話がはずみ親睦が深まる。私はこのランチミーティングのためにオーランドまで来たようなもの。お客様方も大変喜んでくれた。ホッとした。あとは夕食を米国企業の社長とするだけ。3時間ある。ホテルに戻って一休みすることにした。◆ホテルの部屋で日本へメールをし、書類を整理し終えてもまだ1時間以上ヒマだった。私は服を脱ぎ、ベッドに横になった。眠るつもりは無かったが、念のためにとホテルの時計の目覚ましをセットした。これが間違いだった。◆私は時差ボケと疲れとワインの酔いと無事にミーティングが終わった安堵感から眠ってしまった。そしてアメリカのホテルの時計のうアラームは壊れていた。◆常務に謝り、部下たちに謝り、もちろん夕食を招待してくれた米国人社長にもお詫びした。みな笑顔で許してくれた◆深く、深く反省。私は社長。誰も私をキツく咎めない。もし寝坊したのが私でなく部下だったら、私はひどく彼を叱るところだ。そうしなければならない。◆うーん、弱みを見せた。またまた反省。
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