◎2015年03月05日 ---- ボス ◎
- HAI
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午前11時、ホテルを出て一人ゆっくりとHAI(Helicopter Association International =Heli-Expo = ヘリコプター展示会)の会場に向かっていた。ホテルから会場までは徒歩3分の距離。快晴のフロリダは日本の初夏の陽気。部下たちは10時に会場に入り米国企業と打ち合わせをしている。私はフロリダの爽やかな空気を満喫しながらのんびりと歩いていた。信号待ちをしていたらプロゴルファーのスタドラーに似た西洋人が話し掛けてきた。「今日は快晴だね」「うん、そうだね」「暑いね。カナダとは大違いだ」「そうだね。暑いね」「僕はカナダから来たんだけどアナタはどこから来たの?ニッポン?」「そうだよ、私は日本から来ました」「ヘリコプターを持っているの?飛ばしているの?」「違うよ、うちの会社はヘリコプターを輸入して日本で販売してるんだ」「へえ、代理店なのか?」「そうだよ」「どのヘリコプターを輸入してるの?」「アメリカからはエンストロム。そしてこれからはスイスのマレンコを日本に紹介するんだ」・・片言の英語でそこまで説明していたらスタドラーが不思議そうな顔をして尋ねてきた。◆「ひょっとしたらアナタはエアロファシリティーの人なのですか?」私は驚いた。カナダ人が、スタドラーが私の会社「エアロファシリティー」を知っていたのだ。嬉しくなった。私は「そうです」と答えた。◆彼はインターネットで当社を知りメールをくれたらしい。「まだ会ったことはないけどチカラとはメールで何度もやりとりをしているよ。ミツオも知っているよ」と言う。ますます嬉しくなった。私の名刺を見て彼も驚いていた。「実は今日、チカラかミツオに会ってはなしたいのだけれどどうやってチカラを探そうかと困っていたんだ。チカラの携帯電話の番号を知らないんだ」という。私はすぐにチカラこと海老澤力君に電話をした。◆スタドラーはミゼラさんという名のカナダ人だった。ポーランド系らしい。片言の英語でミゼラさんと会話を続けていたらチカラ君が笑顔でやって来た。海老澤君が頼もしく見えた◆来年のHAIはテキサス州ダラスでの開催だという。もう来年は来るのはよそう。私が来なくても、チカラとミツオが頑張ってくれる。私はただの足手まといになってしまいそうだから。◆ミゼラさんとの話が大きなビジネスになればいいなあ。
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