◎2015年03月27日 ---- ボス ◎
- 不可解な航空機事故
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ジャーマンウイングス機はバルセロナ空港を10時01分に出発、デュッセルドルフ国際空港に向けて飛び立った。高度38000ftで飛行していた午前10時30分頃に急に降下を開始し10時53分頃山岳に激突したとみられている。◆マスコミは10時30分頃、機長がコックピットを離れたすきに副操縦士が故意に高度を下げたようだ、と伝えている。機長が戻ろうとしても副操縦士がドアを開けなかった、という。◆どの新聞も、どのテレビもそのように報じている。フランス語の発表をそのまま伝えているだけ。なぜ、誰も疑問をもたないのか、そのことの方が私にはよほど疑問だ。◆「なぜ、なぜ機長は離陸30分でコックピットを離れたのか?」・・・・なぜ誰もこのことを聞かない?なぜ疑問に思わない?◆「一億総白痴化」と大宅壮一が言ってから60年近くたつが相変わらず白痴化が進んでいる。一億どころではない。60億総白痴化だ。◆事故機A320と同型機は国内にも多く、私もよく利用する。センター通路で両側に3席ずつ配置されるのが一般的。飛行中に機長がコックピットから出てくるのを見たことがない。出てくれば乗客席から見える。しかも今回の事故は離陸後30分しか経ってないところで機長がコックピットを離れているのだ。◆テレビでは、日本航空や全日空の元操縦士が解説しているが機体内の構造の説明ばかり。尋ねる方も肝心な「機長が30分でコックピットを離れることはよくあるのですか?」という重要な質問をしない。誰もそれを不思議がらない◆私はそのことを、誰もそれを疑問に思わないことに腹を立て、諦め始めている。
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