◎2015年04月02日 ---- ボス ◎
- みっともない!「報ステ」古賀茂明氏
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風邪気味だったので銀座に寄ることもなく帰宅し、たまたまテレビでその番組を見ていた。3月27日(金曜)の「報道ステーション」。元経済産業省官僚の古賀茂明氏が、不愉快そうに話し出した。どうも自分が降板させられることに納得がいかない様子。みっともない。◆古賀氏の発言・態度に関し「公共の電波を使った行動として、極めて不適切だ」と菅官房長官はコメントしたが全く同感。見識ある大人の多くは古賀氏に同情することはないだろう。◆「人間、引き際・別れ際が大切」・・そう思っている。古賀氏の発言はまさに「負け犬の遠吠え」であろう。ああ、みっともない。◆今回の古賀氏の「遠吠え」を聞いて10年前のある事件を思い出した。その頃、我が社では、ある月刊誌に毎号、見開き2ページの広告を打っていた。2ページ広告は3年間ほど続いていた。ある日、社内の会議で「有効な広告宣伝は?」ということがテーマになり「これからは雑誌よりもインターネットの活用を図るべきだ」ということになった。雑誌に掛けている広告予算を削りネットに回そう、ということになったのだ。当時、広告を担当していたE君がその月刊誌に連絡した。「来月から広告を1ページにしたい」と伝えた。E君が連絡した3日後、その雑誌の編集長から私に電話が入った。「キノシタさん、久しぶりに一杯やりましょうよ」と明るい声で編集長は私を誘った。◆場末の居酒屋で編集長と私は楽しく飲み、業界のことを語っていた。1時間も話した頃だったろう、編集長がいきなり当社のE君のことを貶(けな)し始めた。貶し方がひどい。「キノシタさん、E君はねえ、〇〇からワイロをもらっているはずですよ。〇〇の手口は汚いですからね」という。私は彼がなにを言い出したのか全く理解できなかった。「Eが〇〇さんからワイロをもらうなんてこと100%ありません。第一、〇〇さんがEにワイロを渡す目的がない。E君はなんの権限もないんですよ」私は当然E君をかばった。◆およそ記事を書くことを生業としている人間とは思えない意味不明な発言が続いた。私は「こいつはE君が広告を半分にすると連絡してきたことに腹を立てているのだ」とやっと理解した。みっともない!◆私は「広告を半分にすることを止めます」と告げた。彼は一瞬喜んだ顔になった。「広告を半分にすることをやめて、次号からはオタクの雑誌への広告をすべて止めます」と伝えた。既に酒が回っていた編集長はさらに顔を赤くし立ち上がり私に人差し指を突き付け「帰れ!出ていけ!」と言った。◆もちろん、それ以来、その雑誌に広告は載せていない。◆別れ際に「これまで、ありがとう」と言えないようなら最初から付き合わないほうがいい。
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