◎2015年05月21日 ---- ボス ◎
- 落下
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古びた超高層ビルの最上階に居た。なぜか車イスに乗っている。「それじゃね、気を付けてね!」と家人が私に声をかけた。「うん、じゃあね」と返事をしながら私は一人、車イスの車輪を押しエレベータに乗り込んだ。勢いよく乗り込んだので車イスが奥のスチール壁にぶつかってしまった。大きな音がした。ドアが閉まる。エレベータが下降をはじめた。下降のスピードが徐々に速くなる。どんどん速くなる。カラダが浮くほど速くなった。自然落下に近い。私は壁のボタンを押した。スピードが少し遅くなった、と思ったがまたすぐに急速落下が始まった。階数を示すデジタル掲示板の数字はめまぐるしく回り、いま何階なのかは分からない。「あっ、もうダメだ。ぶつかるー!オレはここで死んじゃうんだ!」と思ってカラダに力を入れた。「ぶつかるー!」と思ったまさにその瞬間に飛び上がるようにして目が覚めた。「夢だったのか。アー、良かった。怖かった」と思い、再び寝ようとしたが眠れないのでベッドから出た。今朝のこと。◆夜中にすごいカミナリが鳴っていた。時計をみると4時少し前だった。本当にカミナリなのだろうか?飛行機かヘリの音にも聞こえる。戦争が始まったのではないか?そう思うほどのすごいカミナリだった。私はテレビを付けた。テレビはなにも言ってなかった。テレビを消して眠りに落ちた。エレベータが落ちる夢を見たのはその後のことだった。◆出社してパソコンを立ち上げ「高いところから落ちる夢」と検索した。あるある、多くの夢解説。どの解説を読んでも「自信の無さや不安のあらわれ」だとあった。そして私と同じような夢を見たことのある人が多いことも知った。良かった。◆たしかに自信はない。不安はいっぱい。・・パソコンから離れ、伊勢神宮の内宮と外宮、愛宕神社が同居する神棚に手を合わせ、さらにはその横の成田山新勝寺の御札にも無事をお願いした。・・・不安なときの対処策としては「神頼み」「仏頼み」しか私は知らない。
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