◎2015年05月26日 ---- ボス ◎
- 初夏
-
スキップしたくなるような素晴らしい陽気だ。今朝の東京の空は快晴。私は昨日からネクタイをはずした。今年のクールビズが始まった。◆先週、金土日と社員旅行で北海道へ行き、三連荘(さんれんちゃん)でゴルフを楽しんだ。さすがに日曜日の夕方、羽田に帰り着いた頃には疲れ切っていた。昨日の月曜、新橋でマッサージをしてもらった。50分間5000円。随分楽になった。そして昨夜は普段より早く、11時半頃には床に就いた。◆今朝は5時半に目が覚めた。昨夜、深酒していないので気分がいい。自宅近所のヨガスタジオに行ってみた。インストラクターの金井クンと吉村さんが笑顔で迎えてくれた。「あっ、キノシタさん。お久しぶりです」。若い二人の笑顔にふれさらに気分が良くなった。私も笑顔で答えた。「社員旅行でゴルフ三連荘やって来たよ。カラダ、ボロボロ」。見回すと金井クンと吉村さん以外に人がいない。「今日は受講者は僕一人なの?」すると吉村さんが「ええ、マンツーマンですよ。木下さんのやりたいメニューでいきましょう」と明るく応える。「じゃ、ウッドデッキで一番楽なコースでね」とお願いして青空のもとマンツーマンのヨガレッスンをみっちり1時間受講した。この教室には屋内スタジオと屋外ウッドデッキと屋外芝の3カ所のレッスン会場がある。今の時期、それも早朝は屋外が心地よい。カラダも心もさらにリフレッシュした。スキップしたい気持ちを抑え、小走りで自宅に帰り、シャワーを浴びて、いつもより40分遅く自宅を出た。◆「素晴らしい天気だなあ」と空を眺めながら会社に向かって歩いていた。携帯電話が鳴った。見ると会社からだ。「おはようございます。どうしました?」聞くと電話の向こうの室長が少し焦った声で「社長、会議の時刻ですが?」と伝えてきた。時計を見ると8時30分。うっかりしていた、今日は早朝幹部会を予定していたのだ。「あっ、あと2分で着きます。ごめんなさい」そう答えて私はスキップどころか50mダッシュの勢いで走り始めた。・・・ところが三連荘のゴルフと早朝ヨガで疲れた57歳のカラダは言うことをきかない。走り始めてすぐ、小さな路上の突起につまずいた。無様に倒れた。上手に、両手のひらでカラダを支えることができたが左ひざを衝いてしまった。◆舗装道路でこけるなんて、恐らく小学生の頃以来だ。気持ち良い初夏の朝、自分の「老い」を改めて気付かされた。が、私の心は前向きに受け止めていた。「うん、常に冷静でいるように心がけねば」と。そして下らぬことを思っていた。「走って転んだんだから、ま、いいか。スキップしてて転んだらすごいカッコ悪いな」などと。
- コメント (0)