◎2015年10月05日 ---- ボス ◎
- 死の恐怖
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気が小さい。臆病。心配性。「それが会社経営には大切なのですよ」と褒めてもらえることもあった。経営者になって20年以上、いつも怯えていた。「もし・・・なったらどうしよう?」と心配して眠れない夜がどれだけあったことか。毎日、毎晩心配している。◆さて今度は仕事の話だけではない。私の体調の話。私は気が小さいから健康にもこだわっている。ニュー新橋ビル1階のジューススタンドで毎日700円も出して「野菜ジュース」を飲んでいる。10種類以上の野菜を絞ってジュースにしてくれる。これが不味い!「良薬口に苦し」まさにクスリと思いながら毎日飲んできた。◆万歩計をポッケに入れ、毎日最低1万歩は歩くようにしている。地下鉄を利用するときはエスカレータを使わず階段を歩く。週に1回はゴルフをする。◆入念な人間ドックも受診する。毎年一回、PETと胃カメラによる検査も欠かさない。「心配要りませんよ」と言われるとホッとする。「あと一年は大丈夫ですよ」と言われた感じ。今年は7月にPET検査を、9月2日に胃カメラ検査を受診し「心配要りませんよ」と言われ、ホッとしていた。だが・・・・。◆胃カメラ検査の2週間後、15日頃からノドの調子がおかしい。最初は魚の小骨が刺さったような感じだった。近所の内科で診てもらって「どこも悪くないですよ」と言われ安心していた。そのことはこの欄でも紹介した。しかし、一旦治りかけたように思えたノドの違和感がその後日に日に増してきた。痛みが激しくなった。先週、耳鼻科を受診した。鼻から内視鏡を入れてノドを診てもらった。医者は「ノドの色が変化していますね。恐らく悪性のものではないでしょう。」と言ってクスリを処方してくれた。それから1週間が経った。痛みは一向に引かない。それどころか声がかすれてきた。気が小さい私は「ああ、これは咽頭ガンか?」と不安で眠れない。◆この10年間で二人、私の親しい人が咽頭ガンでなくなった。どちらとも声がかすれてきていた。ツンクさんは声を捨て命を取った。さて私は・・・?◆今日は出社後すぐに神棚に手を合わせた。「どうか私が健康でありますように!咽頭ガンではありませんように!神様お守りください}と真面目な顔でお願いした。◆明日は再度、耳鼻科を受診する。怖い!「恐らく悪性のものではないでしょう。」・・・「恐らく」なんて言わないでくれたら嬉しいのに・・・。
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