2015年10月30日 ---- ボス

だって・・・

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自宅でソファに寝転んでテレビを観ていた。CMになり、美しい魅力的な、女性の背中が映し出された。セクシー。その美しい魅力的な背中の女性は桃井かおりさんであった。「えっ?桃井かおり?彼女は63~64歳くらいじゃない?えっ、美し過ぎる!」と思った。思ったけど、そのような言い方を私はしなかった。「へえー、桃井かおりだよ。キレイな背中してるね」・・隣に座っていた家人に、上品に言った。私のその言葉に対し家人はこう言ったのだ。「だって、女優さんだもの」◆数か月前、テレビCMで剛力彩芽さんのダンスを見て驚いた。穏やかな和風美人である剛力彩芽さんがとてもキレのあるダンスを披露していたのだ。「えっ、剛力彩芽?おとなしそうな娘さんなのに。えっ、ダンス上手過ぎない?」と思った。思ったけど、そのような言い方を私はしなかった。「へえー、剛力彩芽ってダンスが上手なんだね」・・その辺にいた家人に、上品に言った。私のその言葉に対し家人はこう言ったのだ。「だって、彼女、小さい頃からずっとダンスをやってたんだもの」◆家人の「だって」の使い方はあきらかに間違っている。言葉の使い方がおかしいだけでなく、なにか意地悪さのようなものが感じられた。彼女が使う「だって」というのは、「私だって、女優だったら・・」「私だって、小さい頃からダンスのレッスンしてたら・・・」ということなのだろうか?素直に「本当にキレイな背中ね」とか「ダンス、とても上手ね」となぜ言えないのだろう?私は家人に注意しようかと思ったが、どちらのときも注意しなかった。◆だって、めんどくさくなりたくなかったもん。

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2024年04月23日 ボスの
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