◎2016年04月09日 ---- ボス ◎
- 東京オリンピック エンブレム
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昨日、2020年東京五輪・パラリンピックの新エンブレムの最終候補4点が発表された。私の感想は「しょぼい」「情けない」「冴えない」・・・まあ、4作品どれもが小粒。どれになっても恥ずかしい。我が日本ではこの程度のデザインが国を代表するエンブレムとなるのか。そしてその4点、いずれもどこかで見たことあるような懐かしい感じのもの。レトロな感じのものばかり。ああ情けない!◆ベルギーのリエージュ劇場のマークに酷似しているなどとくだらぬクレームに負けて取り下げてしまった佐野研二郎氏のデザインが素晴らしかっただけに、今回発表の4作品がみすぼらしくさえ見えてしまう。佐野氏は確かに「サントリーのトートバッグ騒動」など、管理者としては失格の烙印を押されてもしかたない部分はあったが、私には佐野氏のデザインしたオリンピックエンブレムがリエージュ劇場のマークに酷似しているなどとは到底思えなかった。なんとかあの素晴らしいデザインで押し進めることはできなかったのか。◆佐野氏を守り切れなかったオリンピック組織委員会は安易な道を選び、新エンブレムを募集することにしたのだが、結果だけを見たら、「陳腐な、インパクトの全くないマーク」に収まることになった。これではオリンピックは盛り上がらない。盛り上がれない。・・・・・と私は思う。
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