◎2016年04月27日 ---- ボス ◎
- 敬語
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ゴルフ大会の誘いのメールなどに「参加させていただきます」などと書いて返信することが多くなった。日本語的には「参加します」あるいは「参加いたします」で十分キレイな表現なのだが、どうも最近「させていただく」という妙にへりくだった言葉が主流になってきたようだ。私も「それはおかしい」などと思いながらも、相手の知的水準がわたくしほどでない場合、相手から「キノシタさんは失礼な人だ」と思われるのではないかと心配し、「参加させていただきます」と記入して返信する。相手の知的レベルを知っている場合にはわたくしは「参加いたします」と書いて送ることにしている。◆だが「させていただく」は徐々にではあるが確実に浸透してきている。電車で「ドアが閉まります」とアナウンスあれば十分なものを「ドア閉めさせていただきます」と言うところがある。私は嫌いだが、これも徐々に広がってきているようだ。◆先日、ある新工法の検討会を当社で開催したのだが、その事前調整においてある方からメールをいただいた。「〇〇日、午後2時、御社をお伺いさせていただきます。よろしくお願いいたします。」と書かれていた。「伺います」で十分な謙譲語なのに「お伺いさせていただきます」とは・・・? 相手はへりくだった表現をしたかっただけだろう。 でもなあ、「お伺いさせていただきます」・・ここまでへりくだられては、ちょっとなあ・・・。
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