◎2016年05月31日 ---- ボス ◎
- 社員旅行
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社員旅行でハワイへ行ってきた。最近は社員旅行をする会社は少ないと聞くが「社員間の円滑なコミュニケーションを図る」ためには社員旅行は大いに役立つと信じている。行くからには社員に「行ってよかった」「楽しかった」「来年はどこですか?」などと思ってもらいたい。そんなわけでわが社は毎年少し贅沢な社員旅行を実践している。ここ数年では台湾・沖縄・グアム・北海道と続いて今年はハワイ。ゴルフを楽しむ班と観光班の二組に分かれて出発するのが慣例となっている。ゴルフ班が一日早く出発し、観光班は一日遅く帰国する。旅先ではゴルフを終えた連中が観光班を迎え全員で食事会を楽しむことも恒例となっている。◆私は毎年ゴルフ班に参加する。ゴルフ班がホノルル空港に着いたのだが、すぐにスマホで日本と連絡を取り合っている者がいる。落ち着かない。「どうしたの?旅先で仕事の話はしなくていいよ」と声をかけたら「今日、少し大きな入札があって、まもなく開札なのです」ということだった。一日遅れて出発する観光班からの連絡を待っているようだ。担当者の顔には「どうしても取りたい入札なのです」と書いてあるようだった。ホノルル空港からバスでホテルへ移動。チェックインを済ませたときにその担当者が私のもとに笑顔でやってきた。「取れました!受注できました!」・・・彼は安どの表情だった。本当に嬉しそうだった◆旅先で入札結果を心配する。「理想的な会社に少し近づいてきたな」、私は嬉しくなった。翌日、入札に立ち会った観光班の中の担当者がやってきた。彼女の顔はひときわ輝いて見えた。◆社員旅行先で「入札勝利」の乾杯をする幸せに恵まれた。頼もしい社員たちに恵まれたことを感謝する旅になった。社員旅行、悪くないな。
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