◎2016年12月15日 ---- ボス ◎
- 嬉しい話
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12月10日、私がタイへ出張している間に、当社の頑張り屋、安(あん)クンに子供ができた。元気な女の子だという。今年は私の母が2月に亡くなったのをはじめ、何かと悲しいニュースが多かった。例年になく多く葬儀に参列した。さらに師走になりこれまた例年になく多く「喪中はがき」が届く。「〇〇さんの奥様が亡くなったんだって」「△△さんはお子さんを亡くしたそうだ。辛いだろうね」・・家人と連日そんな会話が続いてい。そんなところに久しぶりの明るいニュース。「安のところに子供できたってよ」と伝えたら「そう、良かったわね! どっち? 男の子?女の子?」と明るい表情で質問が返ってきた。◆安クンと同じく頑張り屋、安クンとも仲の良い同僚の田内(たうち)クンからも昨日嬉しい話を聞いた。田内クンの奥様は元は当社の社員だった。だから私は田内夫妻を結婚前からよく知っている。娘のみどりちゃんが生まれた時もよく覚えている。(学生時代に私が付き合っていた女性と同じ名前を娘につけてくれたことが嬉しかったこともある。) 昨日、何気なく田内クンに尋ねた。「みどりは幾つになったの?」私は親しみを込めて「ちゃん」を付けずに「みどり」と呼び捨てで呼ぶことも多い。「9歳になりました」「3年生?」「ええ、3年生です」「元気なの?」「ええ、とっても元気ですよ。そういえばこの間みどりが・・」と田内クンが話し出した。◆「近所の人から聞いたんですけど、みどりがどこかのおばあちゃんの手を引いてバス停まで連れて行ってあげてたそうなんです。みどり本人からはその話はないんですがその近所の人から聞いて嬉しくなりました」とまたまた彼も嬉しそう。私もとても嬉しくなった。田内クンも、奥様も、どちらも優しく礼儀正しい頑張り屋。二人の「血」をつぎ、二人から十分な「愛」をもらって育っているみどりちゃん、間違いなく「優しく、礼儀正しく、そして頑張り屋さん」になることだろう。
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