2017年01月04日 ---- ボス

感動! 箱根の勇者たち。あっぱれ! 上武大学の森田主将

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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。   ◆元旦から箱根宮ノ下へ移動し、箱根駅伝を応援した。若者たちが、何の見返りを求めるわけでなく、ただ自分が納得するためにだけ必死に取り組む姿は美しい。学生野球や学生サッカーなどを観ても感動するが、この箱根駅伝が私たちに与える感動は圧倒的だ。目の前を駆け抜けて行く選手たちに「頑張れっ!」と声をかけながら、私は目頭が熱くなった。心から「頑張れっ!」と声援を送り続けた。◆宮ノ下は5区「山登り」、6区「山下り」のほぼ中間地点。二日の「山登り」、20人すべての選手が私の前を駆け抜けたあと、宿に戻り、芦ノ湖の往路ゴールまでをテレビで応援することにした。先ほど私の前を駆け抜けて行った勇者たちが疲労困憊して芦ノ湖のゴールに倒れ込む。「頑張ったなあ」「お疲れ様」・・・私は爺さんのように、テレビの中の勇者たちに向かってねぎらいの言葉をかけていた。ただでさえ感動的なシーン、そこでさらに私を驚かせたことがあった◆過酷な山登りを終えた往路最終ランナーたちは皆ゴールテープを切るとその場に倒れこむ。係員が毛布を持って駆け寄り、彼を支えながら休息できる場所へ移動する。驚いたのは上武大学の森田主将。16位でタスキを受けた森田選手は8人を抜いて8位でゴールテープを切った。その快走だけでも感動的なのだが、彼はゴールテープを切った後、毛布を持って駆けつけ自分を支えてくれようとする係員を自分の手で制し、今走って来た方を振り向くと、観客たちにむかって深々とお辞儀をした。二、三度最敬礼を繰り返して力尽き、最後は頭を下げたまま両手を膝に置き、動けなくなった。◆精も魂も尽き果てているのは誰の目にも明らかなのに、それでも皆に感謝の意を伝えようとする。すばらしい。◆上武大学、森田主将に爽やかな男らしい勇気を見せてもらった。森田イズムを引き継いでくれたなら、来年からは上武大学を少し大きな声で応援したい。

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  • 午前虎の門病院屋上ヘリポート見学
  • 午後事業計画見直し
  • 夕方麻布十番某所で会食
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