2017年03月16日 ---- ボス

転送電話

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忙しい日が続いている。昨日は沖縄へ日帰り出張だった。今日も会議や打ち合わせが分刻みで詰まっている。始業時間前に確認したいことが幾つかあり、隣のビルにある当社分室に電話を入れた。分室はヘリポートに関する事業部で20人程度が在籍している。「こんな朝早くから誰か来ているかな?」と思いながら電話をした。しばらく呼び出し音が続くが誰も出ない。「まだ早いからな」と思って受話器を置こうとしたところで音に変化があった。「誰か出たかな」と思ったら「はい、エアロファシリティー」ですとの声。その声は私の部屋のすぐ外からも聞こえてきた。転送されていたのだ。◆分室に電話をして誰もでない場合には本社に転送される。素晴らしい機能だ。「あれ?これ転送されてるの?」私は電話に向かって尋ねた、本社の、私の部屋近くの部下は電話越しに答えた。「はい、分室がでない時にはこちらに転送されるようになっています」 私の予想通りの返事が返ってきた。◆嬉しくなった。私はそのような電話機能の活用を支持をした記憶はない。私が指示しなくても、会社がよりよく機能するように誰かが心がけてくれている。◆その機能は、もちろん有料で外注しているはずだから私の承認はもらっているのだろう。だが私はその機能を知らなかった。私がボケたのか、忙し過ぎて記憶から消えてしまったのか。稲田大臣の情けない国会答弁をバカにできないと思った。

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