◎2017年06月20日 ---- ボス ◎
- 忖度は悪か?
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「キノシタさん、安倍総理に対して随分怒ってるみたいですね」とある人に言われた。「はっ?」と聞き返すと「ブログ読んでるんですよ」とのことであった。このエアロスカイアゴラを毎日読んでくれているらしい。恥ずかしいようで少し嬉しい。だが・・・。◆今回の加計学園問題、或いはその前の森友学園問題で私は安倍総理に対し怒ってはいない。(いや、正直言うと、少し怒っている。情けないと思っているのだが) そこにカネや狡さが介在せず、正義感に基づいていることが条件ではあるが、私は「総理のご意向」はあってしかるべきだろうと思うし、それを「忖度」する役人も必要だと思う。だから恐らく今回の一連の学園事件、安倍総理には後ろめたいものは何もないのだろう。私はそこを疑わない。◆私が怒っているのは前川前文科省事務次官の「罪のない行動」を新聞を使って表に出し、彼を「変人」あるいは「信用できない人」と決めつけた今回の行動だ。あまりつつかれたくないことなら「人格攻撃」や「印象操作」をしてまで、権力側が個人を攻撃する。とても許すことはできない。◆私は安倍総理に対し怒ってはいない。少し残念だったのは「すべて表に出してください。私はなにも疚しいことはないのですから」と言わなかったことくらいだ。◆繰り返すが私は「総理のご意向」や「忖度」はあってしかるべき、と思っている。正義感に基づいていればそれはなにも悪いことではない。
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