2017年08月16日 ---- ボス

寒の地獄温泉

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「おやっさん、久しぶりにあの冷たい温泉に行きたいな」 社会人2年生の長男が言った。盆帰りで「温泉県おおいた」へ戻るなら、ついでにちょっと寄り道しようよ、ということだ。彼は社会人になってからも自宅住まいのため私と毎日顔は合わせるのだがお互い忙しくゆっくりのんびり話をすることがなかった。いいチャンスだ。「おっ、いいな。じゃ男二人で温泉巡りでもしようか」 私はすぐに温泉巡り計画を立てた。「明礬(みょうばん)温泉」⇒「寒の地獄温泉」⇒「長湯温泉」というルート。◆まずは明礬温泉の「別府温泉保養ランド」へ。室内の泥湯に浸かって一度シャワーで泥を落として露天のコロイド湯へ。「混浴と言っても女性専用コーナーができちゃったからな、オンナの人はこっちに入って来なくなったなあ。父さんが学生の頃はな、オンナの人も一緒に入ってたよ。若いオネーサンも小さいタオル一枚で入ってきてたよ。ドキドキしてた。」私の思い出話を息子は「いいなあ、オレもその頃来てみたかったなあ」と返す。◆小一時間、明礬温泉を楽しんだあと、本日のメーンイベント、もっとも刺激的な「寒の地獄温泉」へ。ここは真夏でも13℃の冷たい源泉に入る。私と息子はちょうど5年前初めてここを訪れ大変感動した。冷たくて最初は足首まででも30秒も浸かれない。徐々にカラダを慣らしてやっと肩まで浸かって、せいぜい10秒。二人で冷泉(霊泉)から飛び出て隣のボイラー室へ。カラダを温めて再度霊泉に挑戦。これを繰り返す。最後は肩まで沈んで30分間我慢できた。壁に大書された文を読む。「はだをさすこの霊泉が 病をなをす 希望は忍耐を生じ 忍耐は困難をのりこえる がんばれ 今ひとときがんばれ」・・頑張った。その後ボイラー室でいくらカラダを温めても一旦芯まで冷えたカラダはなかなか戻らない。「長湯」に向かうクルマ、この真夏にヒーターを付けて走った。◆「長湯温泉」は「ラムネ温泉」として有名なように非常に多くの炭酸を含んでいるため浸かるとカラダ中に気泡が付く。冷泉で冷えたカラダを癒やすには最高。◆途中、息子といいろんな話をした。社会人として確実に成長している。悪くない盆休み、盆帰りだった。

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