初恋の女性のような感じ。「横たわるサーラ」と名付けられた、イタリアの彫刻家カペリーニのこの作品を初めて見たのは20世紀から21世紀に替わろうというミレニアムの頃。新木場にあった彫刻博物館であった。初めて見たときに一目惚れ。それから何度かその博物館へ通い癒された。訳あってサーラを見ることができなくなった。初恋の女性を想うような気持ちでサーラを探し続けた。一度は諦めかけたが神様は私に優しく微笑んでくれた。サーラと再会できた。それだけでなくサーラが私の部屋にやってきた。初恋の女性との暮らしが始まったがとてもとても心地よい。