2018年12月21日の記事一覧
◎2018年12月21日 ---- ボス ◎
- 厳しすぎ
-
「あなたは厳し過ぎるのよ!」家人が私に言った。この言葉を彼女からかけられることは年に2,3回はある。「俺が厳し過ぎるんじゃなくてキミが甘やかし過ぎてるんじゃないの?」と反論したいがそれを言うと口論になるだろう。我慢した。◆考え方や感覚が自分とは合わない上司や客先に対して一旦「そうですね」と受けて「でもこういう考え方もあるんじゃないですか?」とやんわりと反論する。そういう術を身に付けないといけない、と子供に諭したことに対して家人から注意されたのだ◆私はよその子供でもすぐに直接注意する。家族で食事に行った安い寿司屋の座敷。幼稚園児くらいの子供が走り回っているのに親は注意しない。私のすぐ横まで走ってきたその子供に注意した。「ボク、こういう場所では静かにしないとダメだよ」。その子はおびえた顔をして親の元へ帰っていった。高級家具屋でも同じようなことがあった。子供が走り回っている。ソファの上で飛び跳ね、ベッドにダイブする。両親は子供に無関心。私が注意をした。私がよその子を注意することが家人も息子も娘も大嫌い。◆「あなたが直接注意することないでしょ!それでうちの子供たちはあなたと一緒に食事に行くことが嫌いになったのよ」・・グサッと来た。私の生き方を否定されたようだった。「あなたが直接注意せずにお店の人に注意してもらえばいいでしょ!」◆「それは違うよ。お店は弱い立場なんだよ。少々子供が暴れていても、商品のベッドの上で飛び跳ねていても、店員はお客様の子供にはなかなか注意できないんだよ。やさしく『ぼうや、ここで飛ぶのはやめてね』くらいしか言えないんだ。もちろん本当は親が注意すべきことだろうが、通りすがりのオジサンだって注意してあげるべきだよ。それがお店のため、他のお客様のため、そして結果的には注意された子供のためにもなるんだよ」・・言いたかったが、生き方を否定された後だから穏やかに言い返す力は私には残っていなかった。黙っていた。疲れた。◆しばらくは何も言わないでおこう。
... 続きを読む
- コメント (0)