‘ボス’ の記事一覧
◎2024年04月11日 ---- ボス ◎
◎2024年04月09日 ---- ボス ◎
◎2024年04月09日 ---- ボス ◎
- ラッキー
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今どきは社長が部下の女性をランチに誘うと「セクハラだ!」と言われかねない。なかなか誘うのも難しくなってきた。◆昨日、昼休みにニュー新橋ビルに向っていたら部下の女性と出くわした。つい「メシ、ご馳走するよ。一緒に食おうよ」と言ってしまった。言ったあと一瞬「『セクハラですよ』などと言われたら嫌だな」と思ったが彼女の表情を見て安心した。「ええ、是非」と笑顔で彼女は応じてくれたのだった◆ニュー新橋ビルの中としてはちょっと気取った喫茶店に入った。ランチメニューはどれも2000円弱。新橋にしては高い。私はジェノベーゼを、彼女はクリームパスタを頼んだ。食後に彼女は紅茶、私はコーヒーを頼んだ。◆パスタの前にスープが出た。美味しい。次にパスタ。残念ながらアルデンテではない。味もイマイチ。それどころか麺が6~7本くっついている。素人が茹でたようだ。私はそのくっついた部分を皿の脇に残し、残りはすべてたいらげた。皿を下げに来たウェイターはそれに気づき「大変失礼しました」と丁寧に頭を下げた。◆イタリアンレストランでもない、ニュー新橋ビルの中の喫茶店。最初から「おいしいスパゲティー」は期待していなかった。アタマを下げるウェイターに対し私は笑顔で返した。ウェイターは食後のコーヒーと紅茶を持ってきたときも「すみませんでした」と丁寧に頭を下げた◆食事が終わりレジへと向かった。あのウェイターが速足でやって来て小さな声で「粗相がありましたので今日の御代はサービスさせていただきます」と言う。「ええっ、いいよ」と私は答えたが彼は「すみませんでした」を繰り返す。私のパスタだけでなく、彼女の分も、紅茶もコーヒーもすべてタダになった◆私は一銭も払っていないのに部下の女性から「どうもごちそうさまでした」と言われた。なんとラッキーなことだろう。たまにはこのような幸運に出会わすから人生は面白い。◆また近いうちに、この親切な店を再訪しよう。
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◎2024年04月05日 ---- ボス ◎
- 「好き・嫌い」で判断するな! 「白鵬いじめ」じゃないか?
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「もはや相撲協会による『白鵬いじめ』だ。宮城野部屋に下った『異様な閉鎖処分』への強烈な違和感」との記事が『週刊現代』に載っていた。私の目にも「相撲協会による白鵬いじめ」と映っている。◆そりゃ確かに白鵬は現役時代から「勝てばいい」という感じで、その振る舞いに関して「横綱としての品格に欠ける」と各方面から注意されていた。敵も多かった。だがその一方で数々の大記録を打ち立てて来たことも事実。モンゴルから単身日本にやってきて大変頑張った。結果、大横綱になった◆相撲協会の理事の多くが「白鳳嫌い」なのだろう。それは分かる。ただ組織運営においては「組織の発展」が一番であり、そこには「公平な対応」が必要。どんな組織でも、上司が部下に対して「好き・嫌い」で対応を変えていては組織は発展しない。「好き・嫌い」でジャッジを変えてはならない。
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◎2024年04月04日 ---- ボス ◎
- お台場でフォーミュラE
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昭和の終りから平成3年ころまで、幾度となく私はある大物政治家のお手伝いをする機会があった。多くの政治家がいかにダーティーなのか、いかにアホなのか、そしていかに金儲けに長けているのかを知った。◆当時も自民党に逆風が吹いていた。このまま選挙になれば自民党は大敗する。社会党に負けるわけにはいかぬ。・・・そこで自民党の政治家は「新たな保守政党」を作って、自民党から逃げる票の受け皿にしようと考えた。私の回りの連中は、テレビで名前の売れている海江田万里や小池百合子などを口説き始めた。そうしてできたのが「日本新党」だった◆当時私はそんなことをやりながら、ある総合商社の企業投資室で「これからはインターネットだ!」と教えられ、「インターネットが普及するとどうなるか」を教えられた。「映画やゲームは空から降ってくるのですよ」と言われてびっくりしたことを覚えている。◆同じころ、日本でも「モナコのような、公道を走るF1レースをしよう」と私の回りは盛り上がっていた。世の中はバブル景気に浮かれていた。「公道ってどこを走らせるんですか?」と私は聞いた。「お台場ですよ」と彼は答えた。具体的なルートまで検討していたが結局はバブルが弾け実現しなかった◆先週、そのお台場で『フォーミュラE』が開催された。我々が熱く語っていたころから30年以上たって実現したのだった。私は開催されることを、直前までまったく知らなかった。もちろん今の私は政治家とははるかに遠いところに居る。
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◎2024年04月03日 ---- ボス ◎
- 静岡県川勝知事 辞任報道
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私は個人的には「我が国にリニアモーターカーは不要。メリットよりもリスクの方が大きい」と思っている。そう思っているものの、もうここまで来たからには早く開通させるべきだろう。開通が遅れた最大の要因は静岡県の川勝知事にあったことは皆さんご存知の通り。なんとも石頭の、人に迎合や忖度することのない、めんどくさそうな方である。問題発言も多い。だが私は川勝知事のことが嫌いではなかった。少なくとも自民党の多くの国会議員と違い川勝知事は私利私欲のための言動はない。失言を含めて、皆、静岡県民のためを思っての言動であったと私は信じている。◆リニアに対する考えは私とは異なるが、川勝さんのような「ぶれない」「人に迎合しない」政治家がいなくなることを寂しく感じる。◆彼の失言の多くは、マスコミが騒がなければどうってことの無いことのように私には思えるのだった。マスコミは小さなことの揚げ足取りが酷すぎる、と感じている。
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◎2024年04月02日 ---- ボス ◎
- 義理人情
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記者に対し「ばかやろう!」と返した二階さんはその著書で「人心掌握の極意は 『義理と人情とプレゼント』(GNP)」だと紹介しているそうだ。◆30年前、私がまだ若い頃、大阪に住む友人から「キノシタさん、オネーサンにモテるコツは『マメにヨイショにプレゼント(MYP)ですよ』と教えてもらったことを思い出した。政治家のGNPよりも粋なオニーサンのMYPの方がよほど為になる。◆社長室の私の執務デスクの後ろには『義理・道徳』の大書を掲げている。政治家でも経営者でも『道徳』を忘れてはいけない。◆そしてもう一つ。『人情』と言う言葉を前面に出し過ぎる人は怪しいと私は疑っている。昭和の名曲。高倉健が歌う『唐獅子牡丹』は次のように始まる。『♫ 義理と人情を 秤にかけりゃ 義理が重たい 男の世界・・・・』・・素晴らしい!(健さんかっこいい!)◆いまどきは「男の世界」などと言ってはいけないよと注意されそうではあるが、やはり「男の世界」とか「女の世界」はまだまだあるようだ。◆「GNP」よりは「MYP」のほうが正直だし、男の世界を貫くには「GD」だと私は信じている。◆少なくとも二階さんの「ばかやろう」発言はとてもかっこ悪かった。
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◎2024年03月29日 ---- ボス ◎
- ドタキャンはダメよ
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10人で予定していた同窓会。「ごめんなさい。明日、急な出張が入って参加できなくなりました」と前日に連絡があると幹事は大変。店にも迷惑をかけることになる。慣れた幹事は予約時には「8人から10人」と不明確に予約する。ドタキャン出ることも予想して「最終的な人数は当日のお昼までには連絡します」などとする。ドタキャンは大迷惑なのだが断る方は幹事の苦労を知らない。「10人が一人減っても大丈夫だろう」「仕事なんだからしょうがない」などと簡単に思ってしまう。◆私は毎晩のように会食の予定が入っているが、今年になってすでに3回もドタキャンされた。「大変申し訳ないのですが、急に〇〇県庁との打ち合わせが入ってしまいました。リスケをお願いします」などというもの。先方の会社二人と当社から私のほか二人、計5人で店を予約している。「先方が来ないから」などの理由でお店に迷惑をかけるわけにはいかない。私がお客様をもてなすのはかなりの高級店(一人3万円~5万円?)が多い。◆お客様からドタキャンされたからといって店に迷惑をかけるわけにはいかない。代打ち(客の代わりに付き合ってくれる人)を探すことになる。代打ちに指名された人はラッキーかもしれないがこちらには大きな出費が回ってくる。◆「先日は失礼いたしました。〇〇日にリスケお願いいたします。キノシタ社長様とお食事をご一緒できますことも楽しみです」なんて平気でメールを送ってくるアホな経営者もいた。◆私は部下には「仕事でも遊びでも、一度約束したことはキャンセルするな」と厳しく指導している。「あなたのキャンセルが相手にどれだけ迷惑をかけることになるのか考えてみろ」と注意する。◆実はそんな私も3年前、コロナに罹ってしまい4人で予約していた湯河原のレストランをドタキャンしたことがある。ずっと、ずっと気になっているがまだお詫びにも伺えていない。
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◎2024年03月26日 ---- ボス ◎
- 貧相
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昨日、この欄で「貧相」に関して少し書いた。今日は話の品位は下がるが、私が常日頃「貧相」に感じている「人の姿勢」に関して書く。◆まことにどうでもいいことなのだが是非、男の人には聞いてもらいたかった。それは「おしっこの姿勢」に関してのことだ。◆最近は家庭のトイレでは座っておしっこをする人が増えた。私も座ってする。で、今日の「おしっこの姿勢」は立ってする方のこと。会社のトイレや駅のトイレでのこと。◆貧相なヤツは背中を丸めてずっと自分のチンチンを見続けている。かっこ悪い。実に貧相。おそらく小者。◆トイレであっても優雅に振る舞いたい。スタート時は狙いを定めるが、始まったら下を見ず、背筋を伸ばし、目線を上げて壁でも見ていたい。◆こんなことを思っているヤツはほとんどいないだろう。人間観察が好きな私は「おしっこ時」も観察している。
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◎2024年03月25日 ---- ボス ◎
◎2024年03月21日 ---- ボス ◎
- 老化現象
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「ECCO」と書いて「エコー」と読む。デンマークの革製品メーカー。最近ではゴルフシューズでシェアを伸ばしている。私のお気に入りブランドである。◆靴でもバッグでもベルトでも、なにか一つ買うとスタンプカードにハンコを押してもらえる。4つ購入すると5つ目が25%OFFになる。私のスタンプカードにはすでにハンコが4つ押されていた。次に購入するときは25%OFFになる。◆ところが数か月ECCOへ行かないうちに、私のこのカードが無くなってしまった。バッグの中やら引き出しの中、財布の中などを探すのだが出てこない。金額にすれば数千円のロスなのだが、私の失望感はその10倍にもなっている。現金を失くすよりもスタンプカードを失くした方がショックが大きい◆すべて老化現象の仕業なのだろうか?
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◎2024年03月19日 ---- ボス ◎
- 頑張って! 森永卓郎さん
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経済評論家でタレントでもある森永卓郎さんが末期のすい臓がんと診断された後も精力的に執筆活動やラジオのパーソナリティとして頑張っている。◆彼と私は同い年。(昭和32年生まれ)。私はもともと経済評論家という肩書の人を胡散臭いと思っていた。彼に関しても「脳天気なオッサン」程度にしか思っていなかった◆だが昨年末、すい臓がんのステージ4と聞き「ねえ、オレと同級生じゃん、頑張ってよ!」と応援している自分に気づいた。彼の頑張りはすごい!持ち前の楽観的な性格が彼の努力を後押ししているようだ。昨年、医師から「次の桜を観ることは無理でしょう」と言われたそうだが、そんなことない。今朝も元気に(?)ラジオで熱く語っていた。◆彼は誰に対しても優しいが、ずるいインチキ国会議員には厳しい。森卓ぶしをもっともっと聞きたい。頑張ってください!応援しています。
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◎2024年03月18日 ---- ボス ◎
- 合理的ではない選択
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親しい友人のMさんはゴルフは左打ち。練習熱心だが全然上手にならない。Mさんには失礼だが私は「かわいそうに。相当な運動音痴なのだな」と思っていた。だがMさんは言う。「オレはね、ゴルフは下手ですがテニスはそこそこ上手なんですよ。ゴルフに例えると、オレのテニスの腕前はシングルプレーヤーです」と。信じられなかった。◆ある日、Mさんがボールを投げるところを見て気付いた。右手で放っていた。そういえばMさんは箸は右手で持っている。◆「Mさん、テニスはどっちの手?」と聞いた。「右ですよ。オレは右利きだからね」と答える。「じゃ、なんでゴルフを左でやっているの?」と聞くと「中学1年のとき、野球部に入ったの。そん時、監督から『左で打ってみろ』と言われて、オレ左バッターだったのよ。結局、1年生で野球部辞めたけどね」と言う。私は分かった。Mさんは今すぐゴルフも右打ちに変えるべきだ。◆誰かが適時に適切なアドバイスをしていればMさんはもっとゴルフが上手だっただろう。すでに意地になっているMさんのゴルフには明るい未来は訪れないだろう。◆経営者にとって冷静で合理的な判断が必要。Mさんは反面教師として頑張ってくれている。
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◎2024年03月15日 ---- ボス ◎
◎2024年03月13日 ---- ボス ◎
◎2024年03月12日 ---- ボス ◎
◎2024年03月08日 ---- ボス ◎
- 誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なもの
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今年の本屋大賞のノミネート作が発表されたので先々週からそれらを読んでいる。その中の作品に以下の文があった。「誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なものですよ」。◆恵まれない子供を献身的にサポートする小学校の先生の言葉。素敵な言葉だな、と思った。
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◎2024年03月07日 ---- ボス ◎
◎2024年03月06日 ---- ボス ◎
- 認知症
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炬燵に足をつっこみ寝転んで紅白歌合戦を観ていると「モトミ、あんた東京に誰か高校んときの友達とかおるん?」と母が聞いてきた。「おるよ」「誰がおるん?」「吉田のチカシ君とか錦辺さんとか増井ん由紀美ちゃんとかとはちょくちょく会いよるよ」と答えると「ああ吉田クンは海崎ん百枝かどっかの人やったなあ。お父さんは造園業やったなあ。」「ニシキベさんはキレイな人やったなあ。ニシキベさんのお母さんもキレイな人やったなあ」「マスイさんちゅうのはあの増井海運の娘さんやろ。城山のふもとの大きな立派な家の人やなあ」などと一人一人の解説が始まった。私は少し驚いた。認知症が始まっていると聞いていたが私の高校時代の友人のことをしっかり覚えている。嬉しくなった。◆その嬉しさは長くは続かなかった。マスイさんの話が終わって3分くらい経ったころ「モトミ、あんた東京に誰か高校んときの友達とかおるん?」とまた母が聞いてきたのだ。「おるよ」「誰がおるん?」「吉田のチカシ君とか錦辺さんとか増井ん由紀美ちゃんとかとはちょくちょく会いよるよ」と答えると「ああ吉田クンは海崎ん百枝かどっかの人やったなあ。お父さんは造園業やったなあ。」「ニシキベさんはキレイな人やったなあ。お母さんもキレイ人やったなあ」「マスイさんちゅうのはあの増井海運の娘さんやろ。城山のふもとの大きな立派な家の人やなあ」など先ほどと全く同じ会話。◆2回目が終わって3分も経った頃「モトミ、あんた東京に誰か高校んときの友達とかおるん?」と3回目が始まった。また同じことを繰り返した◆3回目が終わったら4回目が始まった。「モトミ、あんた東京に誰か高校んときの友達とかおるん?」と4回目に聞かれ私は「おらん」と答えた。母はびっくりしたような顔をして「えっ?誰も友達おらんの?」と聞いてくる。「うん、おらん。誰もおらん」と私は答えた。そして「オレ、もう寝るわ。お先にね」と言って母の居る居間から出て行った◆あの時は母に優しく接してあげられなかったことを今になって申し訳なく思い出す。生きていたら92歳になる母のことをいまだにちょくちょく思い出す。ありがとう、母さん。
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◎2024年03月05日 ---- ボス ◎
◎2024年03月01日 ---- ボス ◎
- 「Newsweek International 」
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昨年末「Newsweek International 」から取材の申し込みがあった。当社の事業が魅力的だと言う。私の経営方針が面白いと言う。今後の方向性などに関してインタビューしたいと言う。もちろん記事になる。◆あの「Newsweek」だ!「Newsweek Japan」ではなく「International 」の方だ!私は快諾した。インタビューの日にちも決まった。私は周りの数人に話した。「実はね、今度『Newsweek』のインタビューを受けるんだ。『Newsweek Japan』ではなく『Newsweek International 』のほう」などと話した。みんな「それはすごい!」「いよいよ世界のエアロになりますね」などと喜んでくれた◆先日「Newsweek International」からお詫びの連絡が来た。「世界各地の戦争や紛争の状況から当誌としても世界情勢に関することにページを割かなくてはならなくなった。結果、貴社及び貴方(エアロ及びキノシタ)に関する記事は最短でも年末まで掲載できそうになくなった。申し訳ないがインタビューを延期させてほしい」ということだった。◆実際には「延期」ではなく「中止」なのだろう。残念だが、いい夢を見させてもらった。しばらく忘れていた「トキメキ」を少し感じることができただけでもありがたい。
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◎2024年02月29日 ---- ボス ◎
◎2024年02月28日 ---- ボス ◎
- 田中一村
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15年くらい前、出張で初めて奄美大島を訪れた。余裕あるスケジュールだったので帰りの飛行機まで2時間以上の時間があった。私は出張先で時間が余ると美術館か温泉に行くようにしている。空港の近くに「田中一村美術館」があった。それまで「田中一村」の名前すら知らなかったが入ってみた。素晴らしかった。感動した。以来、用事を見つけては奄美を訪問し「田中一村美術館」を訪れる。行くたびに感動し満足する◆先日、友人に「この本、読んでみて。なかなかいいよ」と1冊の本をもらった。種々雑多なことにコメントしている変な本だった。それでも自宅のトイレに置いて毎日数ページを読んでいた。◆私がよく行く六本木の最高の居酒屋『一億』が紹介されていた。私は「この人、よく分かっているなあ」などと独り言をトイレの中で言っていた。その数日後、今度は奄美大島の「田中一村美術館」を紹介するページがあった。「その環境も含め、世界に誇れる日本の美術館はここだけだろう」と書いてあった。「この人、よく分かっているなあ」とまた独り言。◆彼は田中一村と伊藤若冲を比べ「その作風もその人物の生き方も若冲よりも一村だと直感した」とも書いていた。「この人、よく分かっているなあ」とまたまた独り言であった。
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◎2024年02月27日 ---- ボス ◎
- ラナンキュラス
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朝の報道番組で「椿」と「さざんか」の違いを説明していた。「見た目薔薇に近いのが椿」などと紹介していた。◆その日の夢に鉢植えの花が二つ出て来た。左側の花は深紅で薔薇に似ていた。右の花も赤かったが強い印象は残っていない。私はその左側の深紅の花に見とれていた。キレイだなあ。でも確かに薔薇ではないなあ、などと思っていた◆それが夢だったのか、それとも酒に酔ってどこかで実際に見た花なのかが分からない◆Yahooで「薔薇に似た花」と画像検索してみた。あった!あった!夢で見たそのままの花。ラナンキュラスという花だった。ラナンキュラス、とてもきれいです。特に深紅のラナンキュラスが綺麗です。
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◎2024年02月26日 ---- ボス ◎
◎2024年02月26日 ---- ボス ◎
- 喧嘩?それともイジメ?
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ロシアとウクライナは喧嘩しているのだろうか?それともロシアがウクライナをイジメているのか。◆日本に住むウクライナ人はマスコミで「ロシアが悪い。ロシアが酷い」と語る。一方、日本に住むロシア人は全くテレビやラジオに出てこない。なぜだろう?
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◎2024年02月25日 ---- ボス ◎
- 算数のできない総理と国会議員
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少子化対策支援金に関して頭の悪い国会議員たちがいろいろ言っている。◆岸田総理が国会の答弁で「粗い試算だが、総額を(支援金制度で)1兆円と想定する拠出額は、加入者一人当たり月平均500円弱になると見込まれてます」と答えた。私は「はあ?算数間違ってますね」と思ったが国会議員の中にもそれを伝えるニュースの解説者も「頭悪いね。算数できないの?」と言う人はいなかった◆日本の人口は1億2千万人。国民全員が月額500円納めたとしても500円✕12か月✕1億2千万でも7200億円にしかならない。1兆円には遠く及ばない。医療保険加入者が国民全員でもあるまいし『500円弱』であればせいぜい5千億円か6千億円だろう。どんなに『粗い試算』などと言っても無茶な数字であろう。いや、無茶と言うよりも馬鹿な答弁であった。◆そのことをその場で訊けない野党の議員もみんな「頭、悪すぎ」「算数、出来な過ぎ」。マスコミも「算数デキな過ぎ」
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◎2024年02月22日 ---- ボス ◎
- 予想屋のデタラメ
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①「すぐには無理だが1年もすれば西側の経済制裁が非常に厳しく効いてくる」(開戦1か月ころ)。②「夏には西側から供与される最新鋭武器が戦地へ届き、ウクライナ軍の反転攻勢が加速する」(開戦1年ころ)。③「実はプーチンは癌に侵されている。長くはない」(開戦半年ころ)などとウクライナ戦争に関して専門家は楽観論を展開してきた。◆開戦前も「ロシアが本当に戦争を仕掛けることはないでしょう」などと多くの学者や政治家や評論家が言っていた。◆みーんな当たらなかった。だーれも「ごめんなさい」を言わない。経済評論家もウクライナ情勢評論家もテレビの解説委員も経済学者も、結局は競馬の予想屋と同じなんだ。
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◎2024年02月21日 ---- ボス ◎
- 葛西紀明選手、レジェンドであることは否定しないが・・・
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51歳になったスキージャンプの葛西紀明選手はワールドカップ最多出場記録を更新中である。いまだに世界に通用するのだからサッカーの三浦知良以上のレジェンドと言ってもいいのかもしれない。自己管理も徹底し努力を怠らない素晴らしいスポーツマンであるのだろう。だが私はこの葛西選手をどうしても好きになれない。◆1998年の長野オリンピック。葛西選手は個人戦には出場したが、団体戦では4名に選ばれなかった。選ばれなかったことが悔しくて、決勝戦で吹雪の中を飛ぶ原田雅彦に向かって「落ちろー!!」と叫んだという。自分が選ばれていないチームが金メダルを取ることが嫌だったという。本人はそれほどの「負けず嫌い」であることを話しているのであるが、経営者である私は、こんな自分勝手な考えを人前で堂々と語るようなヤツは社内にいて欲しくない◆自分が選ばれていなくてもチームの勝ちを最優先するような人間しか団体戦には向かないい。会社経営も日本国家も団体戦なのである。葛西選手は団体戦には向かない性格。だから長野オリンピックで団体戦に選ばれなかったのかもしれない。... 続きを読む
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◎2024年02月20日 ---- ボス ◎
- 老人が消えていく。寂しい。
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吉田拓郎は「思うようにシャウトできなくなった」と言って歌うことを辞めた。八代亜紀は膠原病で亡くなった。北島三郎は数年前にマイクを置いた。松山千春はコンサート活動を続けているが、東京でのコンサートには必ず行く私の友人Mさんは「キノシタさん、千春も声が出なくなりました。もう限界が近いです。悲しいなあ」と言っていた。◆今朝、JUJUの東京ドームコンサートの話題をテレビでやっていた。ゲストで小田和正が出ていた。さすがの小田和正も高音が出なくなっていた。そろそろ限界だろうか。寂しい。Wikipediaで調べてみた。小田和正は76歳だ。76歳でもまだあんな声が出ることに驚愕ではあるが、それでもそろそろ限界かなと思ってしまうことが寂しい◆木下幹巳、66歳。経営者として正確なジャッジができる限界が近づいていることを感じている。回りから「キノシタもそろそろ限界かなあ」と言われる前に辞めたいとは思うのだが・・。いや、すでにそう言われているのかもしれない。寂しい。怖い。
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◎2024年02月19日 ---- ボス ◎
- 「歯医者に行く」
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「病院に行く」「医院に行く」「クリニックに行く」は間違っていないが「歯医者に行く」はおかしいだろう。歯医者に診てもらいに歯科医院に行くのだろう。ところが「歯科医院に行く」などと言う人はいない。ほとんどの場合「歯医者に行く」と言っている。60年前に直しておくべきだった。「歯院」という単語を作るべきだった。「歯院に行く」という言葉を作るべきだった。◆いま私は「空飛ぶクルマ」っていう表現はおかしい、と各方面で主張しているが誰も相手にしてくれない。せめて「飛ぶクルマ」だろう。業界内では「空飛ぶクルマ」は長すぎるので「ソラクル」と略していう人が多くなった。◆「オリンピックとパラリンピック」の略として「オリパラ」と言う人が多かったがこれは理解できる。それでも「空飛ぶクルマ」の略称で「ソラクル」って言うのはやっぱりおかしいと思う。皆さんはそう思いませんか?
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◎2024年02月16日 ---- ボス ◎
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自室(社長室)で昼食にカップ蕎麦を食べたあとバレンタインデーでもらった生チョコレートを食べた。その後、トイレ室の手洗い場に歯を磨きに入った。歯を磨くのはいつもと同じだが今日はチョコレートが舌上と喉奥に残っていた。いつもの3倍くらいの時間がかかった。喉奥のチョコレートをキレイにするために「あー」とか「ぐー」とかの声が出る。「上品ではないな。誰も聞いてないだろうな」と思ってふと振り返った。3つある個室の2つが埋まっていた。「うっ、まずい。さっきの『あー』とか『ぐー』とかの声を聞かれていたんだ」と恥ずかしくなった。タイミング悪く尿意を催した。いや正確に言うと尿意を我慢して歯を磨いていたのだ。◆歯を磨き終わって、それまで我慢していた尿意を解放するために男性用便器に向かった。気持ち良く体内の不純物を排泄しながら気づいた。「こいつら全く存在を殺そうとしている。じっーとしている」。個室に入っている2人が全く音をたてないのである。◆実は私も彼らの気持ちが分かる。個室から出るところは誰にも見られたくない。これは女性には理解できない心境かもしれない。女性は個室で何しているかわからない。小なのか大なのかそれ以外か。ところが男が個室に入るのは基本、大の時しか無い。個室から出てくると「あっ、ウン〇していたんだね」と思われる。◆彼らは私にそう思われたくないから私がトイレ室から出るのをじっと待っているのだろう。息を潜める彼らに申し訳ない気持ちになって私は大急ぎで(気合を入れて)小用を済ませてその場所から立ち去った。個室の2人には「気を使わせてごめんな」と言いたかった。
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◎2024年02月15日 ---- ボス ◎
- 人見知り・田舎者
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困っている人を見かけたら助けてあげるのが当然の行為。新幹線や飛行機で重たい荷物を棚に乗せようとし苦労している人を手伝ってあげる。駅の階段でも重たい荷物を持って頑張っている外国人の荷物を持ってあげる。迷子の子供には声かける。電車では老人や妊婦さんに席を譲る。◆それらができない人が多い。できない人の言い訳が「私は人見知りで・・」「オレは田舎者だから・・」。「人見知り」だったり「田舎者」なら困った人を助けなくてもいいと言うのか?◆「人見知り」「田舎者」を言い訳にしている輩は決まって「ごちそうさま」が言えない。立ち食い蕎麦屋でもラーメン屋でも居酒屋でも定食屋でも、店を出る時には「ごちそうさま!」と大きな声で言うのが礼儀だろう。満足したのなら「おいしかった」でも「また来るね」でも付け加える。◆「ごちそうさま」がコミュニケーションの第一歩だな、と私は常々思っている。
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◎2024年02月14日 ---- ボス ◎
- 核の最終処分場
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“核のゴミ”の最終処分場の選定に関し、北海道の二つの町村で実施していた調査報告書が公表された。次の段階に移行したいところであるが反対意見も多い。マスコミは反対意見ばかりを取り上げる。◆“核のゴミ”に限らず、何か事をなそうとしたときに多くのマスコミは反対者の立場に立って大きく報道する。「弱者の味方」=「正義」だと信じているようだ。これでは何事も前に進まない。◆「弱者の味方」が悪い、と言いたいわけじゃない。「私は『弱者の味方』だからその提案には反対です」というマスコミ姿勢が嫌い。◆「私は『弱者の味方』だけど全国民の幸福を考えた時に誰かが犠牲にならなければならないですよね。犠牲者は少ない方が良いし、犠牲者を手厚く保護してあげなければなりませんね。どのような手当てがいいのでしょうか?」・・・これくらいのスタンスでマスコミが報じてくれれば多くの問題の解決は早まるのではないだろうか◆「反対」を叫ぶだけでなく、どのような措置を講じれば犠牲者も納得してくれるのかをマスコミが提起することくらい考えてみて欲しい。
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◎2024年02月13日 ---- ボス ◎
- しょうもない話
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先週の土曜、ゴルフも温泉も予定がなく、私は午前中は会社に行き少し仕事をした。正午に新橋の老舗サウナ「アスティル」の開店と同時に入店した。「アスティル」は風呂も良いがマッサージやアカスリも非常に良い。1時半から20分間の足裏マッサージ、その後60分間の全身マッサージを予約した。◆サウナ風呂で汗を流した後、1時半にマッサージ室に入った。いつもお願いしている大森さん(男性)が「キノシタさん、全身のあとにアカスリも予約されてますか?」と聞いてくるので「いいや、今日は足裏20分と全身60分のマッサージだけですよ」と答えたら大森さんが「そうですか。そうですよね。いや、アカスリにもキノシタさんという方が予約されてたので・・・」と言う。「なにかの間違いじゃないの?」と思いながら足裏マッサージの心地よさで眠ってしまった。◆その夜、翌日のゴルフの準備をしていると息子(31歳?)からLINEが届いた。「今日『アスティル』に行ったよ。父さんが足裏マッサージを受けながら気持ちよさそうに寝ていました。声かけませんでした。僕はアカスリしてきました。気持ちよかった」だって。◆しょうもない話です。
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◎2024年02月13日 ---- ボス ◎
◎2024年02月09日 ---- ボス ◎
- 統計の落とし穴
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テレビ番組『A』と『B』。それぞれ毎週欠かさず観るという人を1000人ずつ追跡調査した。10年後に、『A』観ていた人のうち100人以上が死んでいた。入院している人も50人を超えていた。『B』を観ていた中で死んだ人はわずかに1人だけだった。入院中も3人しかいなかった。このデータをもとに『A』は呪われた番組、『B』は長生きを約束される番組となった。『A』を観る人はいなくなり、『B』の視聴率はとても高くなった。◆一面からのみ統計を取るとこのようなことがよく起こる。統計は疑ってみなければならない。『A』が『水戸黄門』、『B』が『開けポンキッキ』であったと聞けば「ああ、なるほど」となる。◆「『週に3日以上、1万歩を歩くように心がけている人』は『そうでない人』よりも風邪にかかる可能性が30%少ないということが分かりました。皆さん風邪を引かないために週に3日は1万歩を歩きましょう」とラジオで言っていた。「嘘つくな!」と私はつぶやいた。「週に3日以上、1万歩を歩くように心がけている」という段階でこの人は「健康に留意している人」である。「健康に留意している人」と「そうでない人」の差なのかもしれない。このデータからだけでは「1万歩」が「風邪の罹患を押さえる」ことには繋がらないと思う。
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◎2024年02月08日 ---- ボス ◎
- 不幸癖
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「オレのように賢い男が、こんなに努力しているのに、なんでうまくいかないのだろう?なんで金持ちになれないのだろう?」長いことそんなことを思っていた。そして「やっぱり怠惰な大学生活がいけなかったのかなあ?」と反省していた。五木ひろしがうたう『おまえとふたり』の出だし「♫わーたしは 不幸癖 とれなーい女と この胸に か細い手をそえて ああ 泣きじゃくる人・・・」をしょっちゅう歌っていた。「女」を「男」に替えて歌っていた◆努力は続いた。人一倍働いた。何年も働いた。考えた。いつも何かを考えていた。不幸癖が取れるまで働いて考えた。考えた。考えた◆いつのまにか不幸癖はとれていた。先日、新橋の居酒屋の優先で『おまえとふたり』が流れていた。懐かしくなった。よく頑張ったな。いっぱい考えたな。自分を少しねぎらった。
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◎2024年02月06日 ---- ボス ◎
- 博多ラーメン
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「銀座インズ2」の2階にある老舗のジャズのライブハウス「スウィング」を私は年に10回くらい訪問する。先日、約1か月ぶりに行った時に、その「スウィング」の近所に博多ラーメンの「一風堂」があることに気づいた。「えっ?こんなところに『一風堂』ができたんだ」私は嬉しくなった。東京で食べられる博多ラーメンでは「一風堂」と「一蘭」が双璧(ちなみに福岡出張の時には「名島亭」か「花山」でラーメンを食べてます)。わが社が六本木にあった頃は「一風堂」と「一蘭」へよく昼飯を食べに行った。六本木には「一蘭」も「一風堂」もあった。どちらも大変美味しかった。12年前、本社が新橋に移転してからは「一蘭」は新橋店へ行くが「一風堂」は近所にない。コロナが流行る少し前、銀座8丁目に「一風堂銀座8丁目店」がオープンしたがこの「一風堂」は旨くなかった。チェーン店なのに明らかに味が落ちた。半年でその「一風堂銀座8丁目店」は閉店した。◆さて「銀座インズ2」の「一風堂」はどうだ?昨日、昼休みに行ってきた。◆残念!美味くない!半年で閉店した銀座8丁目店よりは少しマシだが六本木店や恵比寿店には全く叶わない。なぜなんだろう?◆「一蘭新橋店」VS「一風堂銀座インズ店」は明らかに「一蘭新橋店」の勝ちであった。「一風堂」でラーメン食って「スウィング」で酒を飲みながらジャズを聴く、という私の理想ルートが早くも崩れてしまった。(ちなみに平日12時に「一蘭新橋店」を訪れると15分待ち。今日の「一風堂」はガラガラだった)◆まあ、どうってことないか。
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◎2024年02月05日 ---- ボス ◎
◎2024年02月02日 ---- ボス ◎
- 相田みつを美術館 閉館
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相田みつをの長男で「相田みつを美術館」の館長である相田一人(かずひと)さんとは10年ほど前から、ときどきお酒をご一緒することがあった。そのたびに彼は私に「相田みつを美術館」の招待入館券をくださった。その券には「この券で2名様まで入館できます」と書いてあった。有楽町の国際フォーラムにあるその美術館の前を通ることはあったが「今度、ゆっくり来よう」とか「一人で入るのはもったいないな」などとの思いで実際に入ったことはなかった。気付くといつもその券の有効期限(半年くらい?)が切れていた。◆先日、当社の広報を担当している田内クンを誘って初めて美術館に入った。感動した。「やはり本物は違う!」「素晴らしい!」と思い、同時に「なぜこれまでオレはここに来なかったんだ!」と反省した。「これからは自分でチケット買ってときどき来てみよう」と思ったところで「実は今月末で閉館することになたのです」と相田館長の声◆残念だ。遠くないうちに再オープンすることを強く願っている。それにしても素晴らしかった。もう一度言う「やはり本物は違う!」
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◎2024年02月01日 ---- ボス ◎
- 指示されたからやりました。
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ビッグモーターの店舗周辺で街路樹が伐採される事件で、伐採を指示したとして、当時「環境整備推進委員」を務めていた社員が逮捕された。ビッグモーターを巡る一連の問題で逮捕者が出るのは初めてという。(yahoo newsより)◆この男が指示して各店舗の前の街路樹が切られたのだが、そこには当然、指示されて樹木を切った社員もいるのだろう。指示した男が逮捕されるのは遅すぎたくらいだが指示されて樹木を切ったバカたちには罰はないのか?◆小学生のとき「〇〇クンが『やれ』って言ったから・・」と言い訳する生徒に「じゃあオマエは〇〇クンが『死ね』って言ったら死ぬのか?」と言って叱っていた教師がいたことを思いだした。◆善悪すら自分のアタマで判断できない情けないバカな大人が増えてきていることだけは確かなようだ。
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◎2024年01月31日 ---- ボス ◎
◎2024年01月30日 ---- ボス ◎
◎2024年01月29日 ---- ボス ◎
- 夢
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娘が小学校の3年生のときのこと。先生が「あなたの夢はなんですか?大きくなったらどんな大人になりたいですか?」と質問したそうだ。◆娘が私に言った。「〇〇ちゃんの夢は大きくなったら薬剤師になることなんだって」と。続けて娘は私に聞いてきた「ヤクザイシってどんな仕事?」と◆その話を聞いて私は不愉快になった。小学校の3年生が「将来の夢は薬剤師になること」って答えるか?それは、その少女の夢ではなく、その少女の母親の夢なのではないのか?◆薬剤師を夢の無い職業だと言いたいのではない。小学校3年生が「将来の夢」に掲げるにはふさわしくない夢だと思う。あれから25年経ったがその思いは変わらない。
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◎2024年01月26日 ---- ボス ◎
- お相撲さん・猫・ダンプの運転手
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福岡での浪人生活が半年たった頃、さすがに私も追い込みをかけ睡眠時間を削っていた。息抜きで、週に3回、喫茶店に入ってコーヒーを飲んでいた。『電車道』という名のその喫茶店は11月になるとお相撲さんで溢れるようになった。私と同い年のお相撲さんもいた。彼らは「僕らは寝るのと食うのが仕事」と言っていた。羨ましかった。◆留年して大学5年生の冬、卒業論文のための徹夜実験を隙間風の入る大学の研究室に泊まり込んで行っていた。私は野良猫を拾ってきて研究室で飼い始めた。私が実験をする脇でその猫はいつも毛布の上で気持ちよさそうに眠っていた。羨ましかった◆建設会社に就職して3年目の冬、私は足立区の梅島陸橋の近所で第4国道の地下に大型共同溝を造る工事の現場監督をしていた。朝7時から働いて翌日の午前10時まで、ぶっ通しで働く。夜勤は寒い、夜勤は眠たい、そしてたまに怪我をする。今で言うなら超ブラック企業になる。真面目に監督業をこなした。ダンプカーが積載している砂の量を測る。「13,5立米だね」などと言いながら研修票を運転手に渡すのだが、その時ほとんどの運転手は運転席の後方にあるベッドで寝ている。私は助手席で研修票を記入しながらほんの2~3分、目を閉じる。温かいダンプのベッドで寝ている運転手が羨ましかった。
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◎2024年01月25日 ---- ボス ◎
- 「賃上げ」に関する報道
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TBSの朝の報道番組で「賃上げ」に関して説明していた。腹が立った。◆「中小企業は人手不足解消のため、大企業はより優秀な人材確保のために賃上げを検討しています」と言ったのだ。失礼じゃないか!
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◎2024年01月24日 ---- ボス ◎
- マスク
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コロナが5類感染症へ移行してからすでに半年以上が経過した。街は賑わいを取り戻してきた。制約の少ない社会は居心地が良い。学校へ行く子供たちに笑顔が戻った。◆私が残念に思うのはマスクをしている人が減らないこと。当社に採用面接にくる人でもマスクを着けっぱなしの人がいる。かつてであれば、それだけで「常識が無い」「失礼だ」で不採用にしていたかもしれない。◆お客様との会議で、当社のスタッフがマスクをする場合は「すみません、昨日から咳がでるもので、今日の会議ではマスクを着用させていただきます」などと挨拶をさせていた◆ところがコロナ禍以降、日本人のかなり多くの人が日常からマスクをするようになった。リモート会議なのにマスクをしている人もいる。「マスク取りましょうよ」と言いたいのだがそれは今は言ってはならない言葉になってしまった。我が国では。おかしい、と思うのだが、私も「マスクを取ってください」とは直接言えない。
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◎2024年01月23日 ---- ボス ◎
◎2024年01月19日 ---- ボス ◎
◎2024年01月17日 ---- ボス ◎
- 寅さん
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毎年、冬になると週末のゴルフを控え、代わりに1泊で温泉に行くことが増える。高級旅館ではなくいわゆる「秘湯」と呼ばれているところ。温泉の話をする前に一人、紹介したい人がいる。◆私の友人に「世界の『数独』の父」と呼ばれている鍛冶真紀さんがいた。残念ながら2年前69歳で亡くなった。彼が45歳の時に書いた本「本屋さんに行くと言ってウルグアイの競馬場に行った」は最高のノンフィクション小説。生きる勇気をもらった。◆鍛冶さんの生活は行き当たりばったり。私には鍛冶さんと「フーテンの寅さん」が重なって見えていた。「本屋さんに行く」と言ってウルグアイの競馬場に行くような人だから気合が入った「行き当たりばったりの人」だった。鍛冶さんは実在する寅さんのようだった。◆私と会うのに「暑かったからつい小田原の駅前でビールを飲んでしまって・・。しょうがないから駅前の駐車場に車を置いて新幹線で来たよ」なんてこともあった。小田原はまだ近い方で「軽井沢駅前に車を置いてきたよ」ということもあった。「大丈夫だよ。明日、新幹線で取りに行くから」なのだ。◆で、温泉の話に戻る。私も鍛冶さんや寅さんみたいに自由になろう、世間から離れる時間を作ってみよう、と温泉巡りを始めたのだった。「秘湯」を巡るのだ。基本、一人だ。最初の頃は鍛冶さんや寅さんとは距離があった。と言うのも、私は新幹線のグリーン車とタクシーを乗り継いで東北の秘湯に行っていた。昨年「これじゃいかん」と気付いた。新幹線は自由席、タクシーは使わず路線バスと宿の送迎車を利用するということにした。少し、鍛冶さんや寅さんに近づいて来た。
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◎2024年01月15日 ---- ボス ◎
- 殺しも・・
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今年から年賀状を出すことを止めた。おかげで年末の「書かなければ・・・」の憂鬱から解放された。こちらからは出さない代わりに「届いた年賀状にはメールで年始の挨拶を」、と考えていた。◆元日に能登半島大地震が起き、二日に羽田空港で大事故が起きた。航空関係者として、建設業関係者として、のんきに「おめでとうございます」と言いにくい状態になった◆半月が過ぎ、少し落ち着いてきた。やっとメールで「あけましておめでとうございます」と書き、近況をしたためている。最後に「今年もよろしくね」などと書き加える◆目が悪くなった。パソコンで「今年もよろしくね」と打ったつもりが「T」と隣の「R」を間違えて打っていた。「殺しもよろしくね」となっていた。恐ろしい。
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◎2024年01月15日 ---- ボス ◎
◎2024年01月13日 ---- ボス ◎
- へりくだるにも程がある。
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昨日、ある方からLINEが届いた。私はそれに返信した。短い文章の往復があった。最後に彼から来たのが次の文だった。「それでは17時ころお伺いさせていただきます」◆彼は日本を代表する巨大企業の役員である。社内では大変偉い。私との付き合いでは全く偉ぶらない。良い友人関係だ。その彼が「17時ころお伺いさせていただきます」だと。情けない。「17時ころ伺います」が美しい日本語だ。◆「伺う」は「行く」の謙譲語。小学校、中学校の国語の時間に繰り返し習ったはずなのに、なぜ「お伺いさせていただきます」なんて書くのだろうか?注意しましょう。
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◎2024年01月12日 ---- ボス ◎
- 「ちゃんと色入れてから来いやっ!」
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学生時代、福岡市に6年住んだ。初めの2年は西区姪浜(めいのはま)、後の4年は東区箱崎。どちらも目が鋭く気が短そうな短髪のオニーサンが多く住む街だった。その6年間私は銭湯に通った。◆姪浜で見かける目が鋭く気が短そうな短髪のオニーサンは皆、背中にキレイな総天然色の絵が描いてあった。青の単色のいわゆる「筋彫り」は当時の博多では恥ずかしくて銭湯に来ることはできなかった。「ちゃんと色入れてから来いや!」と兄貴分に叱られるのだった◆私が19歳のとき、姪浜の銭湯で紅い蜘蛛の絵を背負ったオニーサンと一緒になった。私が洗髪しているときにオニーサンに叱られた。「こらっ!注意しろ!」と。私が洗髪している泡か湯が隣のオニーサンにかかったようだった。「すみません」と私は慌てて謝った。それがそのオニーサンとの出会いだった。◆風呂から上がって脱衣所でまたオニーサンと一緒になった。私は先ほど叱られたことを再度謝った。するとオニーサンは「ニイチャン、いいチン〇しとんのお。これからいっぱいオンナを泣かすんやろうのう」と話しかけてきた。どう答えていいのか分からない私は「キレイな絵ですね」と背中を見ながら言った。オニーサンは番台で牛乳を二本買って、一本を私にくれた。「牛乳飲みぃや。ニイチャン、大学生か?」「はい、大学1年です」「どこん大学や?」「九大です」「へええ、九大か!賢いんやのう」そんな会話を交わした◆そのオニーサンとは4.5回会った。会うたびにオニーサンは牛乳を買ってくれた。私が湯から上がって帰ろうとしているときにオニーサンが入ってきた。「ニイチャン、ちょっと待てや」と言って牛乳を買ってくれた。自分はまだこれから服を脱ぐというところなのにわざわざ私に牛乳を買ってくれた。怖いけど優しいオニーサンだった。背中の紅蜘蛛が綺麗だった◆その後、私は東区箱崎へ引っ越した。箱崎には美しい背中がさらに多かった。箱崎にも筋彫りは一人も居なかった。姪浜の紅蜘蛛のオニーサンとはそれ以来一度も会っていない◆5年後、私は東京の石神井公園の銭湯に通っていた。石神井公園で見かける気の短そうな短髪のオニーサンは皆なぜか筋彫りだった。「博多では『恥ずかしゅうて銭湯には行けん』と言っていた筋彫りのニーサンがこっちでは偉そうにしとるなあ」というのが私の印象だった。もちろん石神井では誰も牛乳を奢ってくれたりしなかった。
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◎2024年01月11日 ---- ボス ◎
- 一年で最も日の出が遅い日
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一年間で「日の出」が最も遅い日が冬至(12月22日頃)だと思っている人が多い。違う。この冬で最も日の出が遅いのは1月7日だ。冬至は、日の出から日没までの時間が最も短い日のことを言う。日の出から日没までを「昼間」と言う。で、冬至は「昼間の時間が最も短い日」のこと。◆「日の出」が最も遅いのは当時から約2週間後、逆に「日の入り」が最も早いのは冬至よりも約2週間前になる。1月7日を過ぎた今、毎日「日の出」は早くなり「日の入り」は遅くなっている。
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◎2024年01月10日 ---- ボス ◎
- 温泉とジャズ喫茶
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ここ数年はゴルフを年間80ラウンド以上楽しんでいる。ほぼ毎週末ゴルフ場にいいる感じ。それだけやっても全然上手にならない。上手くなくてもゴルフは楽しい◆そんなゴルフ好きの私だが「寒さの中のゴルフ」は苦手。毎年、12月、1月、2月はほとんどラウンドしない。寒い季節はゴルフをやめて温泉巡りを楽しんでいる。ゴルフ仲間と行くことが多い。◆先週末は岩手の名湯「鉛温泉」と「大沢温泉」をハシゴしてきた。どちらも素晴らしかった。特に雪景色の露天風呂は「あー、日本人に生まれて幸せー!」と思えるものだった。◆温泉を楽しんだ後、レンタカーで一関に向った。日本一のジャズ喫茶「ベイシー」が復活したと聞いたからである。一度でも「ベイシー」を訪れたことのあるジャズ好きは誰もが「日本一のジャズ喫茶は『ベイシー』だ」と言う。その「ベイシー」コロナ禍で久しく店を閉めていた。それが約3年ぶりに復活した。まだ本格的に営業再開ということではないようだがラッキーにも私は入ることができた。◆例えば「ゲルニカ」を画集で眺めて受ける感動とソフィア王妃芸術センターで見る本物からの感動は全く違うものだろう。ジャズも自宅のステレオやヘッドホンで聞く音と「ベイシー」で聴く音では異なってくる。同じレコードでも「ベイシー」で聴くとそれまで聞こえなかった音がいろいろと聴こえてくる。不思議だ◆皆さんも是非一度、一関の「ベイシー」を訪ねてみてください。ジャズに興味ない人でもきっと大満足して笑顔になることでしょう。
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◎2024年01月09日 ---- ボス ◎
- 入江と岬。津波の大きさ。
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水理学に詳しくなくても、V地型に湾入した海岸奥で津波が一層大きくなることは想像できるだろう。テレビで津波のことを解説する学者の多くはこのV地型に湾入した地域が危険だと図を示しながら説明する。岬の先端が津波が大きくなるとの解説をテレビで聴いたことがなかった◆私はデキの悪い大学生であった。土木工学を専攻していたが特に「水理学」が苦手であった。そのデキの悪い水理学が苦手な学生であっても「岬の先端は津波の心配が大きい」ということは知っていた。当時、水理学の権威であった九大の椿先生が教えてくれた。◆「海の波はですね、海岸に対して垂直に入って来ようとするのです。皆さん経験で知っているでしょ?岸にいると波は沖の方からやってくるでしょ?北に突き出した岬の先端は北から、岬の東側は東から、西側は西から波が押し寄せてくるのです。だから岬の先端は大きな津波が押し寄せることになるのです。」と教えてくれた◆石川県の珠洲市。まさに能登半島の先端である。石川県珠洲市を地震による津波が襲った。そこで暮らしていた人たちは「津波が心配だ」と理解していたのだろうか?
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◎2024年01月09日 ---- ボス ◎
- 下りては残念! 出世の石段。
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毎年元日に「成田山新勝寺」に初詣に行く。もう30年近く続いている。そして三日か四日に「愛宕神社」へお参り。こちらも15年は続いている。さらに1月下旬に「伊勢神宮」へ参拝。お伊勢参りは20年目。私はいつも「苦しい」ので「神頼み」は欠かせないのだ。◆愛宕神社の正面参道は86段の石の階段。結構な急こう配だ。「出世の石段」と呼ばれている。私は毎年30回くらいはこの出世の石段を上って「神頼み」をする。愛宕様は私のお願いをよく聞いて(効いて)くれる。誰に教わったか、正面の86段の出世の石段を「男坂」、境内の池のほとりに繋がる少し緩い石段を「女坂」と呼んでいる。「男坂」「女坂」以外にも、下から愛宕神社境内に繋がるルートは7つほどある。エレベータで上ることもできる。◆私は基本、「男坂」を上り「女坂」を下るのだが残念なのは「男坂」を下りている人がいること。「これは『出世の石段』ですよ。『出世の石段』を下っちゃあ・・・」と教えてあげたくなるけど、口にしたことはない。
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◎2024年01月05日 ---- ボス ◎
- 不穏な年明け
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「なんとなく 今年は良いことあるごとし 元日の朝 晴れて風なし」◆ここ数年、毎年元旦にこの石川啄木の歌を口にしていた。爽やかに元日を迎えていた。今年は違った。心の中に何か、ざわざわと感じるものがあった。それでも元旦に成田山新勝寺を参り「今年も良い年になりますように」とお願いをすると少し落ち着いた◆ところがそれもつかの間、能登半島を大地震が襲った。連日、被害状況が伝えられる。そのたびに犠牲者の数が増える。心が痛む。◆避難所生活も大変だ。「地震で窓が割れていて寒い」「トイレの水が出なくて大変」「救援物資が届かない」など多くの問題が報じられている。途中の道路が寸断されているのだからなかなか救援物資も届かないのだ。昨日は自衛隊の大型ホバークラフト(LCAC)が支援物資を届けようとして失敗した◆私は思う。「水道の出ない避難所にいる彼らの元に支援物資を届ける」ことよりも「恵まれた避難所へ彼らをヘリで移動させる」ことの方がはるかに有効だと考える。なぜそうしないのか不思議だ。
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