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2014年07月22日 ---- ボス

残念! 「登龍」の四川風冷やし中華、変わる

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新橋から銀座にかけて「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」という店が数店舗ある。どこも毎日、開店前から長蛇の列ができている。どの店も一流シェフが腕を振るいリーズナブルな価格であると聞く。ただしどこも椅子はなく立食形式。一人当たりの店内滞在時間は短くなり回転が速い。薄利多売の世界。「美味い料理を安く提供」するとは素晴らしい。人気になるのは当たり前。最近は「俺の焼き肉」や「俺の出汁」「俺の割烹」という店もできた。若いころなら私もきっと列に並んだことだろう。だがもう若くはない。◆「安くて美味い」は大切なこと。だが「安くて美味い」というだけで30分も行列に並ぶことは今の私にはできない。ところが私も美味しいものを食べにわざわざ足を運ぶことはある。「美味い」というだけではわざわざ遠くまで足を運ぶことはない。重要なのは「そこへいかなければ食べられない」ということ。他店ではまねできないオリジナリティーがあるということ。◆市ヶ谷「らいむらいと」のハンバーグ、半蔵門「プティフアラカンパーニュ」のチキンカレーは20年間以上連日行列ができている。私は年に数回、この行列に並ぶ。実に美味い。それらの味はそこに行かなくては決して食べられるものではないのだ。◆麻布十番の「登龍」の四川風冷やし中華もそんな料理の一つであった。25年間以上私は愛し続けた。これまで何人のお客様をお連れしたかしれない。誰を連れて行っても「こんなに美味しい冷やし中華を初めて食べた」と喜んでくれた。ところが最近、この四川風冷やし中華の味が大きく変わった。これまでより辛くなりニンニク風味が強くなった。そして水分が減った。それはそれでまあまあ美味いのだが25年間に渡って愛し続けた味が一日で変わってしまったことが残念でならない。個性が強くなった分だけ「私にはちょっと・・・」という客が増えるだろう。◆「登龍」の四川風冷やし中華の味が大きく変わったことが残念でならない。・・・・三連休をそんな不満を感じながら過ごした。残念なことではあるが、この程度のことを痛く残念に思っているのだから、私はとても平和で幸せな生活を送っているのだろう。

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