2015年02月09日の記事一覧

2015年02月09日 ---- ボス

宣伝広告と「夢」

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仕事でもプライベートのゴルフでも大変にお世話になっているマックスラジアン(株)の小野元さんから昨日素敵なプレゼントをいただいた。私の大好きな焼酎「兼八(かねはち)」の原酒と綺麗な「薄はりグラス」のセット。しかも「薄はりグラス」は通称「しわ」と呼ばれる最も美しい形のもの。これでしばらくは私の銀座通いが減り「自宅で兼八のお湯割り」が増えることになりそうだ。健康のためにも嬉しいプレゼントである。ありがとうございます。◆焼酎といえば最近はこの「兼八」しか飲まない。新橋や銀座の居酒屋やバーなどに私のキープボトルが10本程度もある。それらすべて、もともとは置いていなかった店に「なんとか一本入れておいてください」と私が頼み込んで置いて頂いているもの。とにかく美味い。燻(いぶ)したような独特の香ばしさがあり深い麦の味がたまらない。私の郷土大分県を代表する焼酎となりつつある。そして私は無償の一人広報宣伝部長のようなものである。勝手宣伝部長である。◆最近「兼八」が勢いを増してきている「大分の麦焼酎界」だがここにも長い歴史がある。私の知る限りでいうと、私が九州大学2年生のとき「二階堂」が福岡に攻め込んできた。福岡の貧乏学生はそれまでは癖の強い鹿児島の芋焼酎「白波」しか知らなかった。そこへ大分の洗練された麦焼酎「二階堂」が攻め入った。博多の屋台では賛否両論あったが「二階堂」は徐々に確実に領土を広めていった。一方、それと同じ頃やはり大分の洗練された麦焼酎「いいちこ」が東京は赤坂を攻めていた。「いいちこ」大好きな当時の大分県知事、平松守彦氏は上京の都度四合ボトルを宿舎近所の飲み屋に持って行った。そして「いいちこ」の美味さを語り、彼が訪れる店々に置いてもらっていたと聞く。大きくスケールは違うが、今の私は当時の平松知事みたいなものか。◆その「いいちこ」、とにかく宣伝が上手い。売り出し当初は「下町のナポレオン」のコピーが秀逸だった。現在は大分空港に陶器やガラスなどいろんなボトルが並んでいる。カラでも欲しいようなボトルばかり。テレビや新聞広告も卓越している。「いいちこ」のテレビコマーシャル挿入歌として有名になったビリーバンバンが歌う「また君に恋してる」はその後、坂本冬美がカバーして爆発的ヒット曲となった。テレビ・ラジオ・雑誌で時々「いいちこ」の宣伝を見かけるがどのメディアでも華麗な、洗練されたCMである。「さすが大分県。あか抜けている!」◆その「いいちこ」の歴代CMの中で私が最も気に入っているのが次のコピー。◆「『夢を持て』」と励まされ、『夢を見るな』」と笑われる。ふくらんで、やぶれて、近づいて、遠ざかって・・・。今日も夢の中で目を覚ます。」◆素敵でしょ。

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  • 午前虎の門病院屋上ヘリポート見学
  • 午後事業計画見直し
  • 夕方麻布十番某所で会食
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