2019年12月05日の記事一覧
◎2019年12月05日 ---- ボス ◎
- 初冬の枝に色あり
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毎朝、愛宕神社に神頼みをする。愛宕名物86段の「出世の石段」通称「男坂」を上り、手水を使い、お賽銭100円を納め、もろもろを祈願する。私の他に人がいるようだったらごく短く、誰もいないときには多くを願う。通称「女坂」を下りる。「男坂」は「出世の段」なので上るのはいいが下るのは寂しい。◆愛宕神社の前の通りがそのまま「愛宕通り」だ。春、ここの桜は見事だ。私は桜吹雪に酔いながら通勤できる幸せを感じる。さてその桜、初冬の今はというとこれがまたキレイ。落葉の前、黄色くなった葉が美しい。私は黄色いトンネルをくぐりながら我が国を「観光立国」として発展させるための方策などを考えている。
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◎2019年12月05日 ---- ボス ◎
- 楽に死にたい
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死ぬのは怖い。とても怖いが、それでも若いころに比べればいくらか怖くなくなった。死に方が問題。眠っているときにふうっーと死ねるのなら今夜死んでもいい。やり残したことはまだまだあるが、人としてまあまあのことは仕上げたと思っている。要は「楽に死にたい」ということ。◆「あと半年の命です」などと告げられると怖い。小心者の私は間違いなく半年間悩み苦しむ。身辺整理をする猶予期間をいただけることはありがたい、などと言う者もいるが私はきっと動揺してなにもできないまま半年を過ごすだろう。怖すぎる。◆かと言って事故死もイヤ。父親を目の前で、交通事故で失った身として同じ死に方はしたくない。認知症や半身不随などの長患いは最も避けたい。認知症や半身不随で頑張っている方やそのご家族には大変失礼な言い方になって申し訳ないが、私は認知症や半身不随で長患いして長生きするよりも今夜眠るように死ぬ方がはるかに幸せな人生だと思う。自分の葬儀の席で「キノシタさんは、晩年は〇〇でご苦労されましたが・・」と言われる人生が私にとっては最悪のシナリオ。楽に死にたい。◆先月、女優の木内みどりさんが69歳で急逝した。前日まで元気。広島で行われた「懇親会で楽しく語り合った後、歩いてホテルに戻った。その数時間後、部屋で亡くなっているのが見つかる」(週刊新潮より)・・・若過ぎる死ではあるがこの記事を読んで「私もこんな死に方をしたい」と思った。
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