若い人たちと忘年会に行った。誘ってくれただけでも嬉しい。酒の席、若い人たちは心から弾け楽しむ。回りの席を気遣うこともなく大きな声でしゃべり笑う。後先(あとさき)を考えずに飲み、酔い、歌い、踊り、そして座席で眠る。「若いころはオレもこんなだったな」と懐かしくなる。ふと寂しくなる◆「ちょっと声を落として! 回りの席に迷惑だよ」と言おうとして、それを我慢した。「この程度の大声は忘年会では許容範囲かな?」と考え直した。◆オジサンとオジーサンばかりの忘年会が続く中、若い人たちの忘年会に混ぜてもらってパワーをいただいた。それにしても、「若いって素晴らしいな」とつくづく感じた。