2019年12月10日の記事一覧

2019年12月10日 ---- ボス

やめるタイミング

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毎月2ページにわたって当社の広告を掲載してもらっていた業界誌。「広告宣伝費の見直し」ということで「来月から半分の1ページ広告にします」と担当者が連絡すると業界誌の責任者からひどく罵倒されあらぬ噂を流された。◆「来月から掲載を止めます」と言われても本来なら「分かりました。これまで長い間ありがとうございました。また機会がありましたら是非よろしくお願いします」と言うのがまともな人間の態度だろう。「止める」わけでもなく「減らす」ことすら許さない業界誌、私は「二度とその会社とは付き合うな」と担当者に指示をした。◆「なにか手伝わせてもらえないか」というので週に一回程度の簡単な仕事をお願いしていた業界OBがいる。数か月経って、あまりにも仕事をしてくれないので「来月でおしまいにしたい」と伝えたら彼は激怒した。「ご期待に沿えずに申し訳ない。これまでありがとうございました」と言われると思っていたのだが逆に激怒された。驚いた◆苦労せずに定期的に入ってきていたものがある日突然打ち切られるとデキの悪い人間は怒る。まともな人間はこれまでの厚情に感謝する。◆そういえば「期限つきの減税」も期間が終わり元に戻そうとすると「増税だ!」とマスコミは騒ぐ。デキの悪い国民も「増税だ!」と怒る。「もとに戻しただけじゃない、約束どおりじゃない」と言っても許してもらえない◆韓国だってそれまで恵まれた「ホワイト国」待遇を外されたら猛烈に怒った。人間も国も、それまでの厚情に感謝するよりも厚情がなくなることに怒るものなのか。品が良くない◆◆なぜ、そんなことを思ったかというと、これまで毎年お歳暮を贈っていた方で今年は「もうそろそろ止めてもいいんじゃない?」という人が数名いたのだ。彼らも「あっ、エアロから今年はお歳暮が届いていない。失礼だ!」などと怒っていなければいいな、と思ったからです。◆そういえばここ10年ほど毎年ある企業が12月になると「チューリップの球根」を持って来てくれていた。春になると我が家のベランダにキレイなチューリップが咲くのが楽しみだった。残念ながら今年は届かなかった。私は心の中で「これまでありがとう」と言った。今年はamazonで購入した。

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2019年12月10日 ---- ボス

カレンダー 壮大なゴミの元

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師走になり私共のような小さな会社にもご丁寧にいろんな方が年末の挨拶にいらしてくれる。銀行や重厚長大産業の方々は今年も変わらずカレンダーや手帳を持ってくる。黙って笑顔で「ありがとうございます。来年もよろしくお願いします」と頭を下げてカレンダーを受け取るのが大人なのだろうが、天邪鬼(あまのじゃく)な私は毎年「大変失礼なのですが・・」とクレームを付ける。◆A1サイズ、12カ月の1枚カレンダー、今どき誰が喜ぶのか?もらって喜んでる人はどう考えても「センスある人」とは言えない方だろう。大分の田舎の大きな家で一人暮らしをしていた80歳を超えた頃の私の母親なら「あら、ありがとうね」と本気でいい、台所の壁に張ったかもしれない。東京の狭いマンションやアパートにこんなカレンダーを貼るとみじめになる。オフィスに銀行のカレンダーを貼っている会社は資金繰りに苦しみ銀行にゴマすりを続けなければならない会社くらいだ。おそらく1%も壁に貼られることは無いだろう。◆私の会社では、年末にいただいたカレンダーや手帳を箱に入れ「どなたでもどうぞ」と社員に持って帰らせる。誰も持って帰らない。年が明け、15日頃に大量のゴミと化す。さて日本中でどれだけの「カレンダーゴミ」「手帳ゴミ」が1月に処分されるのだろう。◆「相手がもらって『嬉しい』と思わないようなものをお土産に持っていくな!」と私は社員たちに言っている。銀行や大手建設会社や重厚長大産業の営業マンは、なぜ、いつまでもこんなセンスのない営業を続けているのだろう?恥ずかしくはないのか? ◆表では「エコ」だとか「ゴミを減らしましょう」「資源を大切に!」などとキレイごとを言い、そういうハナから大量のゴミの元を笑顔でばらまいている。チコちゃんじゃないが「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言いたい。

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2024年04月23日 ボスの
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  • 午後経産省で「空飛ぶクルマ」に関する会議
  • 夕方新橋「有薫酒蔵」で飲み会
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